博多駅前大規模陥没穴の跡をみてきました/ 事故後3週間レポ/ 土壌圧縮で再び沈下

先週末、用事があったので弾丸で福岡に帰省してきました。

そのついでに、もちろん、博多駅前大規模陥没跡、見てきました。

事故後3週間が経過しましたが、見に行ったその日の未明に復旧地点周辺の道路の路面が7cm沈下し、再び一時通行止めになったということで、現場周辺には記者や一般の人がカメラを構えていました。

というわけで、レポートです。

陥没現場再び沈下「土砂圧縮の可能性」

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11月26日午前1時40分ごろ、博多駅前大規模陥没事故の現場を埋め戻した復旧地点周辺の道路の路面が沈下していると工事関係者から110番通報がありました。福岡県警は午前1時45分から周辺を交通規制(はやっ!)していましたが、安全が確認されたとして、午前5時30分に解除しました。

県警や市によると、11月8日に陥没事故が起きた「はかた駅前通り」の現場で計12カ所、沈下が発生しないか計測していたといいます。沈下が発生したのは陥没現場で約1.5cm、周辺の路面が最大7cm沈下している計測結果が出ました。けが人はおらず、ガス漏れや停電、断水などはありませんでした。

午前1時半ごろ、通行止めの基準となる2.4cmの沈下を計測したため、県警に通報し、交通規制を実施。午前3時ごろまで徐々に沈下が続いたが、その後、沈下は確認されず、地割れなどの危険性がないとして通行を再開したとのことです。

再開後に記者会見した施工業者の大成建設JVは、沈下の原因について「(埋め戻した部分の下の)土砂が緩んだ部分が重みで圧縮された可能性がある」と説明。市によると、安全性を確認するための技術専門家による会議で、埋め戻した後に地面が重さで圧縮されて完全に固まって安定するまでは若干の沈下も想定されるのでモニタリングを続けるようにとの指摘もあり、路面の高さのモニタリング調査を行っていました。

地下鉄工事のトンネル内部の状況は、人が立ち入れないため確認できませんが、トンネルに通じる立坑の地下水位は、今回の沈下前後を通じて約4.7mで安定しているということです。

8日の事故では、市営地下鉄のトンネル工事現場が崩落し、道路が約30m四方、深さ約15mにわたって陥没。市は、セメントなどを土に混ぜた「流動化処理土」で埋め戻し、1週間後の15日に通行を再開していました。

現場レポ

博多駅に新幹線でついて歩いて現場へ。

JR博多駅からは徒歩で3分ほどのところに現場があります。

休日でも人通りはそこそこ多く、平日では通勤客でごった返す主要道路です。

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現場がこちら。

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土曜日に行ったのですが、未明に起こった沈下のため、このときも一部車線が規制され、点検のようなものも行われていました。

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「魔王城か」と言われたセブンイレブンですが、未だに営業休止中です。「埋戻し作業によって床が壊れ、下を通っている配管も破損しているため工事中」とのことです。

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穴に落ちた信号なんかもしっかり復旧しています。

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歩道は元々タイルだったため、埋め戻しの痕跡がしっかと残っていました。

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一つ先の交差点から博多駅・事故現場方面を望みます。

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奥に見えるのがJR博多シティですね。

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現場の看板には「地下鉄工事を行っています」の文字。

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JR博多シティの屋上、「つばめの杜ひろば」から事故現場を見下ろしてみました。

地上で見るよりも埋め戻したエリアがはっきりとわかります。

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この写真で一番奥に見えるのが福岡タワー、そのとなりがヤフオクドームに隣接するヒルトン福岡シーホークです。

アイリスオーヤマの看板の一つ奥が大型商業施設「キャナルシティ博多」です。

博多駅からみると、はかた駅前通りがどれだけ重要な道路かわかると思います。

おわりに

というわけで、博多駅前大規模陥没の現場レポでした。

1週間という急ピッチ復旧ということもあって、周辺は整備し直さなければならないところも多数見受けられましたが、道路も歩道も通行できるって素晴らしい復旧ぶりです。

今回の沈下も、大成建設は24時間監視とボーリング調査で「最大で平均80ミリ程度の路面の沈下の可能性」わかり、福岡市に伝える前に起こった事故でした。

今後は流動化処理土処理土も固まって、本格的にインフラの本整備や、水が溜まってしまった工事中の地下鉄トンネルの復旧も進むでしょう。

個人的には七隈線の延伸、早くしてほしいです。

それでは!

mamesuke

福岡出身、関西で学ぶ大学生。学生メディアとして、大学新聞で活動中。ガジェット好き、旅行好き、カメラ好き。鉄道もちょっとかじってます。

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