Samsung「Galaxy Note9」を発表 バッテリー・画面サイズ拡大、SペンはBLE駆動のリモコンに

Samsung Electronicsは8月10日(現地時間)、アメリカ・ニューヨークで「Galaxy Unpacked」を開催し、同社のAndroidスマートフォンの最新フラッグシップモデル「Galaxy Note9」を発表しました。

Galaxy Note9(日本語)

2011年に登場したGalaxy Noteをひきつぐ、samsung渾身のフラッグシップ「Note」シリーズの最新モデル、Galaxy Note9がついに登場です!

Noteシリーズは、専用のスタイラスペン「Sペン」による操作に対応していることが大きな特徴の同社のフラッグシップスマートフォンです。今回発表された「Galaxy Note9」は、大画面ディスプレイと「Sペン」によるペン入力という基本コンセプトを受け継ぎながら、AIによるインテリジェント機能やSペンの強化を図ることで、さらなる進化を遂げた最新モデルになりました。

Note9の大きな特徴は、Bluetooth Low Energy対応でリモコンにもなるSペン、4000mAhのシリーズ史上最大容量バッテリー、最大512GB内蔵ストレージ+microSDXCを足せば計1TBに達するストレージ、10nmプロセスの高速プロセッサです。まさに最強のシリーズ史上最高性能になりました。

ボディは従来の「Galaxy Note8」のデザインを継承。左右両端が湾曲したデュアルエッジスクリーンを搭載します。上下のベゼルのデザインも基本的には同じで、ボディ周囲のフレームはダイヤモンドカットを施し、光沢感のある美しい仕上がりとなっています。

端末本体の右側面に電源ボタン、左側面に音量キーとBixbyキー、下部にUSB Type-C端子と3.5mmイヤホンマイク端子を備えます。ホームボタンはNote8やGalaxy S9/S9+と同じく、ディスプレイ内に表示する仕様となっています。

ディスプレイは従来モデルよりも0.1インチ大型化した6.4インチのSuperAMOLED(有機EL)を採用し、解像度は2960×1440ドット、アスペクト比は18.5:9

端末本体とSペンともにIP68準拠の防水・防塵に対応し、濡れた状態でもペン操作ができます。

気になるSペンは、従来モデルと同じく手書き入力などは電磁誘導方式が利用されますが、新たにBluetooth 5.0/Bluetooth Low Energy(BLE)に対応することで、リモートコントロールなどの機能が利用できるようになりました。

デスクトップモードなどを使い、プレゼンテーションを行なっているときは、Sペンのボタンを押して次のスライドに移動したり、Sペンのボタンを長押ししてカメラを起動できたり、カメラのリモートシャッターとしても利用できたりといった使い方が可能。YouTubeなどのアプリも再生と停止、次の動画へのスキップなどの操作ができ、これらの機能はサードパーティ製アプリが開発できるように、SDKが公開される予定です。

またSペンはBLE駆動のため、バッテリーが内蔵されており、本体に40秒間格納しておくことで、30分間の利用が可能になります。Sペンの充電が切れてもリモコン機能以外の機能は全てそのまま使えるため、従来の「ペン」の用途であればバッテリー切れを心配する事なく利用することができます。

カメラは、メインカメラの配置が少し違うものの、構成は基本的にGalaxy S9+のものを継承しています。

メインの背面カメラは1200万画素・F1.5/F2.4の絞り可変の標準レンズ+1200万画素・F2.4の望遠レンズデュアルカメラ構成光学式手ブレ補正機能、HDR、LiveFocus機能を搭載し、絞り可変式のレンズは、F値1.5モードでは暗闇での撮影でも光を集めることができ、F値2.4モードではシャープで鮮明な写真を撮影できます。またソフトウェアがアップグレードされて、失敗検出機能が追加。コントラストや露光、色のバランスを自動調整し、撮影した画像のブレや、被写体の誰かのまばたき、レンズの汚れなどを感知して、再撮影の必要性あれば教えてくれます。

また、インカメラは800万画素・F1.7のレンズです。

カメラを活かす機能として、Galaxy S9/S9+で搭載された「AR絵文字」が強化されており、Galaxy Noteシリーズならではの手書き入力に対応。新機能としては、AIを利用したシーン認識に新たに対応。雪景色のSNOW、花のFLOWERなど、合計20種類のシーンに対応しており、それぞれの認識した被写体に合わせた最適な設定で撮影されます。また960fpsのスーパースローモーション撮影にも対応します。

生体認証は指紋認証虹彩認証を利用したインテリジェントスキャンに対応しており、背面の指紋センサーはGalaxy S9/S9+と同じように、カメラの下側にあります。

また音にもこだわり、本体にAKGのチューニングによるステレオスピーカーを搭載し、ドルビーの音響技術「Dolby Atmos」にも対応しており、映像コンテンツなども臨場感のあるサウンドで楽しむことができます。

また、ゲームを長時間プレイしたときなどの高負荷がかかる環境では発熱が問題になりますが、Galaxy Note9では新たに開発した「Carbon Cooling System」を搭載することで、従来よりも効率のいい放熱を可能にしました。チップセットのパフォーマンスと熱対策については、AIベースのアルゴリズムでも調整されるようになっており、ハードウェアとソフトウェアの両面において、快適な環境で利用できるようにしています。

これまでのNoteシリーズなどで対応していたDeXモードが進化し、外部接続のUSB Type-C端子と外部ディスプレイをHDMIケーブルで接続するだけで、マルチウィンドウ表示が可能なデスクトップモードを起動できるようになりました。Galaxy Note9のディスプレイをタッチパッドのように利用できるほか、通知パネルから動作モードを切り替え、Galaxy Note9の画面をそのまま外部ディスプレイに表示するミラーリングモードにも対応。Dexの専用機器がなくても、ケーブルさえあればデスクトップモードで利用できます

チップセットはQualcommのSnapdragon 845またはSamsungのExynos 9810。内蔵メモリ(RAM)とストレージ(ROM)は、グローバル向けモデルではRAM 6GB/ROM 128GBRAM 8GB/ROM 512GBのモデルがラインアップされています。microSDメモリーカードは最大512GBに対応しており、ROM 512GBのモデルに装着したときは、パソコン並みの最大1TBのストレージを利用できます

OSはAndroid 8.0。モバイルネットワークは4×4 MIMOの搭載などにより、受信時最大1.2GbpsのGigabit LTEに対応し、Wi-FiはIEEE 802.11a/b/g/n/ac準拠。

バッテリーはNote8比で21%大容量となる4000mAhのバッテリーを搭載し、ワイヤレス充電にも対応します。

ボディは大きさが161.9×76.4×8.8mm、重さが201g。

カラバリは「Midnight Black」「Metallic Copper」「Ocean Blue」「Lavender Purple」の4色。ただし、発売される国・地域によって、カラーバリエーションは異なります。

今回発表されたGalaxy Note9はグローバル向けの発表で、日本国内での販売については発表されていませんが、日本語ページが開設されていることや、従来からNTTドコモとauがNoteシリーズを継続的に取り扱っていることから、この秋冬商戦向けに投入されることが予想されます。

日本で使えるようになるのが楽しみです。

mamesuke

福岡出身、関西で学ぶ大学生。学生メディアとして、大学新聞で活動中。ガジェット好き、旅行好き、カメラ好き。鉄道もちょっとかじってます。

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