JR嵯峨野線 京都ー丹波口間の新駅は「梅小路京都西」に 来春開業、京都鉄道博物館最寄りに

JR西日本と京都市は7月20日、JR嵯峨野線(山陰本線)の京都~丹波口間に設置する新駅について、駅名を「梅小路京都西」(うめこうじきょうとにし)に決定したと発表しました。

2019年春の開業を予定し、京都鉄道博物館や梅小路公園の最寄り駅となります。

JR西日本プレスリリース

梅小路京都西駅は京都駅から約1.7km、丹波口駅から約0.8kmの下京区観喜寺町に開設されます。京都鉄道博物館・梅小路公園の北側、七条通上に位置する高架駅となります。

JR西日本と京都市は駅名の決定理由について、駅の南側に隣接する梅小路公園は周辺地域を象徴する存在として親しまれており、「梅小路」は市の駅名公募結果においてもキーワードとしてもっとも多かったといいます。

さらに、京都駅の西側約1.7kmに位置し、京都観光の新たなサブゲートとなることから『京都』『西』を付与したとしています。

駅舎の基本コンセプトは「梅小路公園及び京都駅西部エリアにある観光の玄関口の駅として、地域との連携を育むデザイン」。

駅側面は京都の街並みの「縦格子・縦縞」や京友禅の反物の「縦長矩形」を想起させる形態とし、駅改札口付近は工芸品などに用いられる「梅柄(光琳梅)」の形状を引用。駅舎が梅小路公園と調和し、地域のシンボルとなるように、ホームの外壁や入口部を曲面にするとともに、京都らしい色彩計画を取り入れたデザインとなります。

建設が進む梅小路京都西駅予定地(6月27日撮影)

駅は、2本の線路を挟む形の相対式ホームが設けられ、それぞれのホームにエレベーター1基・エスカレーター2基(上り・下り)を設置します。ホーム上の安全設備として、可動式ホーム柵、非常ボタンやホーム監視カメラも備える。駅舎は高架下にあり、自動改札4通路、券売機2台、みどりの券売機1台が設置されます。

駅の開業にあわせ、駅周辺施設の整備も進められます。

丹波口駅からJR京都線(東海道本線)西大路駅方面への短絡線の廃線跡も活用し、新駅から七条通北側の回遊性向上を目的とした横断歩道橋を整備。雨の影響を受けずにアクセスできるように屋根付きとし、エレベーターを2基設置してバリアフリー化も図ります。

新駅に隣接する、梅小路公園の七条入口広場の歩行者空間を整備するとともに、新駅によって影響が生じる大型バス駐車場も効率的かつコンパクトに再整備されます。

新駅が開業すると、これまでは京都駅から徒歩で20分/バスで10分かかっていた京都鉄道博物館や梅小路公園、京都水族館へのアクセスが大幅に向上します。

開業は2019年春。京都観光の新たなサブゲートとして大きな役割を担いそうです。

mamesuke

福岡出身、関西で学ぶ大学生。学生メディアとして、大学新聞で活動中。ガジェット好き、旅行好き、カメラ好き。鉄道もちょっとかじってます。

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