九州発の「ららぽーと」博多区・青果市場跡地に2022年開業 「キッザニア」も初上陸へ三井不動産が開発

福岡市は7月19日、博多区那珂の青果市場跡地の再開発事業者に、三井不動産と西日本鉄道、九州電力の企業グループを選定したと発表しました。同グループは、三井不動産が展開する大型複合商業施設「ららぽーと」を2022年春に開業させます。ららぽーとは九州初進出で、核テナントとして子ども向け職業体験テーマパーク「キッザニア」も九州に初めて出店する予定です。

福岡市報道発表

福岡市は、今年1月末より青果市場跡地(福岡市博多区那珂)を活用するの再開発事業者を公募を実施していました。

博多区那珂の青果市場跡地は、1968年に開業した青果市場が2016年にアイランドシティ(福岡市東区)へ移転したことに伴い、福岡市が売却を決定。8ヘクタールを超える敷地規模で、広域交通拠点である福岡空港・博多駅に近いという立地環境で注目を集め、今回選ばれた三井不動産グループのほか、JR九州、イオン、イズミのグループが応募していました。

今回事業者に選定された三井不動産グループ(三井不動産、九州電力、西日本鉄道)は、「出会い」にあふれる広場空間を提案。地域資源の活用や周辺施設との連携による回遊性の向上など、地域や福岡市の魅力あるまちづくりに寄与する跡地活用が期待されています。

三井不動産が手がけるとみられる大型商業施設「ららぽーと」は、関東を中心に全国13カ所にあり、家族や女性向けの施設造りを特徴とするショッピングモールです。

計画では、6階建ての本棟(延べ床面積13.9万平方メートル)や、キッザニアが入る4階建ての別棟(1.2万平方メートル)などで構成します。

施設の名称は変わる可能性がありますが、「ららぽーと」「キッザニア」はどちらも九州初出店となります。

核テナントとなる「キッザニア」は、世界約20カ国で展開されている子供向け職業体験テーマパークです。国内では東京・豊洲と兵庫・甲子園のららぽーとに出店しています。消防署や銀行、病院など約100種類の職業体験が楽しめる施設として子ども連れの家族へ人気が高い施設です。名古屋市に開業するららぽーとにも出店計画があり、福岡が国内4カ所目となる見通しです。

施設のエントランスは「花」「森」をテーマにした2つが設置され、200メートルトラックを備えた「スポーツパーク」、子どもが遊べる「わいわいパーク」、体験農園「アグリパーク」など特色ある広場を計10カ所に設けます。地域との連携の一環として、周辺校の部活動や地域の祭りなどの会場として無償で貸し出すといいます。

このほか、体験農園「アグリパーク」で収穫した野菜を調理できる施設「Farm Lab」や、保育園、クリニックモールも設け、西鉄はバスターミナルを設置し、福岡空港や主要駅などからの路線バスを新設します。九電は、省エネ技術などを施設運営に生かす計画です。

施設の開業は2021年末~2022年春の予定。

福岡市ではこのほか、三菱地所がヤフオク!ドーム(中央区地行)横のホークスタウンモール跡地に大型商業施設「MARK IS 福岡ももち」を2018年春に開業予定。両社の店舗は距離があるといえども、福岡市内で大手不動産会社2社の”旗艦商業施設”が激突することになります。

「ららぽーと」「キッザニア」の進出が確定すれば、どちらも九州初になります。九州初上陸となる挑戦だけに、成長を続ける福岡市に、新たな魅力を付加できるのか注目です。

mamesuke

福岡出身、関西で学ぶ大学生。学生メディアとして、大学新聞で活動中。ガジェット好き、旅行好き、カメラ好き。鉄道もちょっとかじってます。

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