H.I.S.モバイル、既存のSIMに貼るだけの「貼るSIM」導入 海外格安通信可能に 単一のSIMスロットに2枚のSIM

H.I.S.モバイルは6月12日、既存のSIMに貼るだけで、世界75の国と地域でデータ通信できる海外渡航者向けSIM7月1日に発売すると発表しました。これは7月1日からサービスを開始する海外旅行者向けのデータ通信用SIM「変なSIM」において、購入時にプラスチックのSIMカードか貼るSIMかを選択できるもの。「変なSIM」の発売は6月22日からで7月1日よりサービス開始です。

H.I.S.モバイル

H.I.S.モバイルが5月に発表していた「変なSIM」。サービス開始は7月1日で、当初は一般的なプラスチックのSIMカードがアナウンスされましたが、当初から計画していたという、貼るタイプのSIMを提供する準備が整ったため、どちらかを選べる形で発売されることになりました。

通常のSIMカードはプラスチックのタイプが一般的ですが、対する「貼るSIM」は、薄いシールにICチップを埋め込んだもの。

貼り付けるSIMの仕組みは、同社に40%出資する日本通信の「サブSIM」の技術が採用されています。「サブSIM」では、1つのSIMカードスロットに2つのSIMが存在している形になり、専用アプリで、どちらのSIMを使用するか切り替えが可能。これにより、国内では元のSIMカードを利用し、海外では貼り付けたSIMを格安データSIMとして利用するといった使い分けを、SIMカードを抜き差しすることなく行えるのが特徴です。またサブSIMは外部からの書き換えもできます。

ユーザーは、普段使っているメインのSIMにサブSIMを貼り付けることで、海外旅行中もメインSIMを利用して国内電話番号を発着信するモードと、海外通信を1日500円で利用できる「変なSIM」モードをアプリ上の操作でいつでも切り替えられます。

サブSIMは、メインSIMがドコモ・au・ソフトバンク・MVNOのどれであっても利用でき、貼りにくい場合にはプラスチックのSIMに変更することも可能です。なお、利用する端末はSIMロックが解除されている必要があります。

この「サブSIM」は、金融庁の「FinTech実証実験ハブ」の支援決定案件に採用されており、日本で初めてSIMカードを金融取引の認証行為や電子署名として利用する実証実験が行われるといいます。

「変なSIM」のSIMの価格は1980円(税抜)で、9月30日までは990円

データ通信の利用料は1カ国・地域あたり24時間/200MBまでが500円(非課税)

75カ国・地域に対応し、単一価格となっています。超過時の通信速度は128kbpsで、以降は低速無制限で利用できます。時間や容量を超過してから通信プランを再度購入すると、再び高速通信を利用できます。通信プランは5日間2500円など、まとめて購入することもできます。

mamesuke

福岡出身、関西で学ぶ大学生。学生メディアとして、大学新聞で活動中。ガジェット好き、旅行好き、カメラ好き。鉄道もちょっとかじってます。

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