富士通、携帯電話事業を投資ファンドに売却へ arrowsブランドは継続

富士通は、携帯電話端末に関する事業を、投資ファンドのポラリス・キャピタル・グループへ売却することで合意したと発表しました。3月末をめどに関連会社の株式の譲渡を目指します。

富士通プレスリリース

arrows NX (F-01K)

富士通はスマホや携帯端末を開発する100%子会社・富士通コネクテッドテクノロジーズの株式と、富士通周辺機器株式会社の携帯端末製造部門を独立させた新会社ジャパン・イーエム・ソリューションズ(JEMS)の株式を、投資ファンドのポラリス・キャピタル・グループに譲渡する契約を締結しました。

譲渡後、富士通は富士通コネクテッドテクノロジーズの株式を30%、富士通周辺機の事業を受け継ぐJEMSの株式19%を保有します。JEMSはポラリス傘下になりますが、富士通周辺機器は今後、富士通の100%子会社としてプリンタの開発・製造などを行います。

ポラリスへの譲渡後も、arrowsブランドのスマートフォンや、らくらくホンシリーズが提供される予定です。

ポラリス側はらくらくシリーズやarrowsシリーズのブランド力や技術力を評価。らくらくシリーズのユーザー向けSNSなどからさらなる成長に向けた潜在力があるとして、独立した企業として携帯電話事業の企業価値の最大化を図ります。

今回の取引による富士通の利益は約300億円となる見通しです。

 

らくらくスマートフォン4

富士通のらくらくスマホやarrows を開発してきた、富士通コネクテッドテクノロジーズは、富士通本体から2016年に独立した同社の100%子会社。ポラリスへの売却については、経営の独立性をさらに高めることで、キャリアとの信頼関係やブランド、技術を最大限に活かした事業展開が可能になるとしています。

あわせて譲渡されるJEMS は、スマートフォンなどを製造してきた富士通周辺機器株式会社の社工場を、ODM・EMS事業主体として独立させた新会社です。

今後もarrowsブランドやらくらくホンシリーズの開発は行われるということで、ユーザ的には大きく変わることはなさそうです。

mamesuke

福岡出身、関西で学ぶ大学生。学生メディアとして、大学新聞で活動中。ガジェット好き、旅行好き、カメラ好き。鉄道もちょっとかじってます。

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