叡電の新観光列車「ひえい」は3月21日デビュー!出町柳ー八瀬比叡山口の叡山本線で運行 楕円モチーフの非日常空間

京阪グループの叡山電車は1月26日、2018年春に運行を開始すると発表していた新たな観光用車両「ひえい」のデビュー日が3月21日に決定したと発表しました。

叡山電車「ひえい」特設サイト

叡山電車は出町柳~八瀬比叡山口間叡山本線と、宝ヶ池~鞍馬間鞍馬線を運営する京阪グループの鉄道で、比叡山や鞍馬山・貴船への観光輸送を担っています。

京阪グループは現在、京都中心部から八瀬・比叡山を経由し、坂本・琵琶湖に至る観光ルートを「山と水と光の廻廊(比叡山・びわ湖)」として活性化に取り組んでおり、その一環として昨年3月、新しい観光列車の導入を発表

叡山本線は比叡山延暦寺への参詣ルートとして開業し、叡山ケーブル・ロープウェイとともに比叡山への京都側からのルートとして利用されてきました。

新観光列車の愛称は「比叡山・琵琶湖観光ルートへの道しるべとなるようにとの思い」を込める一方、「わかりやすさと親しみやすさ」を持たせるため「比叡」を平仮名表記にした「ひえい(HIEI)」としたといいます。

愛称と同時に発表されたロゴマークは「大地から放出される気のパワーと灯火を抽象化」したもの。「Spiritual Energy(スピリチュアル・エナジー)」を表現しているといいます。

「ひえい」は、比叡山へのアクセス路線である叡山本線(出町柳~八瀬比叡山口)で運行される予定

車両は既存の700系電車1両を大幅に改造。外装は、叡山電車の2つの終着点にある「比叡山」と「鞍馬山」の持つ荘厳で神聖な空
気感や深淵な歴史、木漏れ日や静寂な空間から感じる大地の気やパワーなど、「神秘的な雰囲気」や「時空を超えたダイナミズム」といったイメージを「楕円」というモチーフで大胆に表現。側面に配されたストライプは比叡山の山霧をイメージしています。

座席にはゆったりとしたバケットシートを採用。ひとりひとりの着席スペースを明確にするとともに座り心地の向上を図っています。照明には、当社の車両では初めてLEDダウンライトを採用し、今までの叡電車両とは違った非日常感を演出しています。

またバリアフリーへの対応として、八瀬比叡山口側のドア付近には、車いす、ベビーカースペースを1か所設置。車内外の行先表示器などは、日本語のほか、英語、韓国語、中国後に対応します。

「ひえい」は乗車区間の普通運賃だけで乗車が可能。特別料金は不要です。

運転日は火曜を除く毎日で、一日あたりの運行本数は、平日34本、土日祝24本です。

なお、初日の3月21日(水・祝)は、出町柳12時22分発、八瀬比叡山口12時44分発から運転される予定です。

ちなみに3月21日は、冬の期間に運休している叡山ケーブル・ロープウェイ、比叡山内シャトルバスなど、京都側から比叡山へ向かう交通機関が運行を再開する日。まさに「山と水と光の廻廊<比叡山・びわ湖>」の道しるべを目指す「ひえい」の運行開始にふさわしい日です。

京都中心部から気軽に行ける、身近な自然空間『八瀬・比叡山』。今春は「ひえい」でお出かけするのも楽しそうです。

mamesuke

福岡出身、関西で学ぶ大学生。学生メディアとして、大学新聞で活動中。ガジェット好き、旅行好き、カメラ好き。鉄道もちょっとかじってます。

あわせて読みたい