Apple、スマートスピーカー「HomePod」を発売延期へ 12月発売予定も来年初旬に 米国・英国・豪国での展開に変更なし

Appleは、12月に発売する予定としていたスマートスピーカー「HomePod」の発売を2018年初めに延期すると発表しました。

同社が米メディア宛に出した声明によると、計画よりも長い開発期間が必要になったため、延期せざるを得なくなったとしています。

Apple.com HomePod

Appleが開発している「Home Pod」は、iPhoneでおなじみのSiriを搭載するスマートスピーカー

AIアシスタントSiriによって、質問すると答えてくれたり、アラームをセットしたり、メッセージを送ったり、ニュースをチェックしたり、家電を管理したりできます。

大きな特徴は「音」部屋の中でどこに置かれているのかを認識する機能を持ち、部屋の形状に合わせて、音を調整するといい、クリーンな低音を実現する独自の大型ウーファーや7個のビームフォーミングツイーターのカスタムアレイを備え、ピュアな高周波音響を実現。Wi-Fiスピーカーとしても重宝しそうです。

さらには「マイクを6つ内蔵し、大きな音が鳴っていたり、部屋の反対側から声をかけても認識する」ともうたい、ちょっと遠くにいても「Hey, Siri」と話しかけるだけでSiriのアシスタント機能を利用できます。

またApple Musicとひも付き、ユーザーの好みに合わせた選曲や提案が可能。4,000万曲以上を揃えるApple Musicに最適にデザインされているといいます。例えば「Hey Siri、この曲いいね」と言うと、HomePodとApple Musicが何百ものジャンルやムード、何万ものプレイリストの中からユーザーの好みを学び、その音楽の好みはどのデバイスでも共有されます。ミュージックライブラリの中で高度な検索をすることも、「Hey Siri、この曲のドラマーは誰?」といった質問をしたり、家にいる全員と共有できる次に再生する音楽のリストを作成したりすることができます。

HomePodは、オーストラリア、英国、米国から販売を開始。残念ながら日本での発売は未定です。

しかしこの発売時期が今年12月から来年初旬へ延期。そして発売延期で発売国が増えることもなく、米国、英国、オーストラリアからの展開に変更はありません。

The Vergeに寄せられたAppleの声明によれば「我々は革新的なワイヤレススピーカーのHomePodを人々が体験するのが待ちきれないが、我々は製品を顧客に届けるためにもう少しの時間が必要だ」とのこと。

すでに「Google Home」や「Amazon Echo」などライバルとなるスマートスピーカーたちからは新型が登場するなど、ホリデー商戦に間に合わせたGoogleやAmazonと比べると、Appleはまたもやホリデー商戦に遅れそう。

そう、昨年もAppleは、10月下旬を予定していたワイヤレスヘッドセット「AirPods」の発売を延期。その時も、すでにワイヤレスヘッドフォンがいくつも登場する中で、Appleの「出遅れ」が指摘されました。

ところが、AirPodsが発売されると、その完成度の高さとiOS機器との優れた連携で大ヒットし、ワイヤレスヘッドフォン市場を瞬く間に奪い取ったことも記憶に新しいですよね。

ライバルのGoogle HomeやAmazon Echo、そして日本ではLINE WAVEが登場し、次々と国内外の様々なサービスとの連携が始まり、日本でもスマートスピーカー熱が高まっています。

果たして出遅れることになるAppleは大きな成功をつかめるのか。そして日本での発売はあるのか。注目です。

 

《関連記事》スマートスピーカー戦国時代へ。Google、Amazon、LINE、Appleそれぞれのデバイスを比較する ”ポストスマホ”の未来のデバイスで何ができる?

mamesuke

福岡出身、関西で学ぶ大学生。学生メディアとして、大学新聞で活動中。ガジェット好き、旅行好き、カメラ好き。鉄道もちょっとかじってます。

あわせて読みたい