HTC、18:9ディスプレイの新旗艦機「HTC U11+」とAndroid Oneスマホ「HTC U11 Life」を発表

台湾HTCは11月2日、台北市内で「U」と題した新製品発表会を開催し、同社の新フラッグシップスマートフォン「HTC U11+」と、Android One スマートフォン「HTC U11 Life」を発表しました。

HTC台灣

HTCといえば、9月21日にスマートフォン事業の一部、「Google Pixel」研究開発部門と知的財産を含む関連資産を米Googleに約11億ドルで事実上の売却をすると発表していました。自社ブランドのスマートフォン事業は継続するとしていましたが、今回発表された「U11+」「U11 Life」が、売却発表後はじめての新機種となります。

トレンド踏襲18:9ディスプレイの「HTC U11+」

「HTC U11+」は同社のフラッグシップとなるスマートフォン。前機種「U11」をベースにしてディスプレイが18:9になるなど様々な点で進化しました。

デザインはU11を踏襲した「水」のように透明感ある仕上がり。新しい半透明の水ガラスを使用し、また一段と美しくなっています。カラバリは3色で、ブルーシルバー、ミラーブラックと透明なガラスで中が見えるデザインのパースペクティブ・ブラックです。

スペックを見ていくと、まずディスプレイは6.0インチのQHD+(1440×2880)液晶。DCI – P3の色空間をサポートし、色の鮮やかさが格段にアップ。画素密度は537ppiに達し、HDR10にも対応しているので、写真も動画も高精細な画面で見られます。フロントパネルはCorning Gorilla Glassを採用していて画面割れに強くなっています。

またアスペクト比もトレンドを踏襲した18:9の縦長ディスプレイとなって占有率は82%に。完全な長方形なので切り欠きもありません。

カメラは背面のメインカメラに約1200万画素裏面照射型CMOSイメージセンサ「HTC UltraPixel 3」を採用。電子的手ぶれ補正と光学式手ブレ補正の両方に対応しており、高速なオートフォーカスを実現。拡張HDRにもにも対応しており、F値は1.7なので明るく明瞭に撮影できます。4Kの動画撮影に対応しているほか、1080p 120fpsのスローモーション撮影にも対応。撮影の幅が広がります。

また動画撮影時には、搭載されている聴覚フォーカス機能で、記録したいテーマに合わせて音声のフォーカス方向を拡大し、録音可能。同時に、360度のサラウンドサウンドを録音でき、臨場感あふれるサウンド体験を実現します。

フロントのインカメラは約800万画素裏面照射型CMOSイメージセンサを採用しています。F値は2.0で、こちらもHDRに対応。動画は1080pで撮影可能です。

もちろんHTCは音にもこだわって優れたHTC BoomSound Hi-Fiテクノロジーを搭載。アクティブノイズリダクションやハイレゾ再生に対応し、付属しているHTC USonicヘッドホンで最良のサウンド体験を楽しめます。

また前モデル同様、Google アシスタントとAmazon Alexaの音声AIに両対応。様々なデバイスと接続することで操作も可能です。

OSはAndroid 8.0 Oreoを採用。独自のユーザインタフェースとしてHTC Senseを導入しています。

もちろんU11でおなじみとなった「握って操作」するHTC Edge Senseを採用しており、サイドフレームに内蔵されたセンサを握って操作可能。

カメラを割り当ててシャッターがわりにしたり、Googleアシスタントを割り当てて握って起動したりもできますが、握ってアプリランチャーやショートカットを利用できるようにもなっているようです。

チップセットはQualcomm Snapdragon 835(オクタコア、2.45GHz)で内蔵メモリ(RAM)は4GB/6GB、内蔵ストレージ(ROM)は64GB/128GBです。外部ストレージとしてmicroSDカード(最大2TB)を利用できます。

通信は下りはLTE DL Category 15、4CC CA、256QAM、4×4 MIMOをサポートし、上りはLTE UL Category 13、CA、64QAMに対応。通信速度は下り最大800Mbps/上り最大150Mbpsとなります。またVoLTEにも対応しています。

SIMカードはデュアルSIMで、サイズはNano SIMBluetooth 5.0Wi-Fi IEEE 802.11 a/b/g/n/ac、NFC Type A/Bにも対応します。なおSIMカードスロットの2つ目とmicroSDスロットは兼用です。

防水防塵にも対応してIP68に準拠の性能を有し、バッテリーは3930mAh急速充電のQC3.0に対応し、充電端子はUSB Type-Cです。

生体認証は指紋認証。背面に指紋認証センサを搭載しています。

台湾における価格は4GB/64GBモデルが19,900台湾ドル(約75,000円)6GB/128GBモデルが21,900台湾ドル(約83,000円)です。

Android Oneスマートフォン「HTC U11 Life」

「HTC U11 Life」はフラッグシップ「U11」をベースにしたAndroid One向けモデル。

Android Oneは「常に最新のAndroidが使える」のが特徴で「発売から18カ月以内に最低1回のアップデートの提供」「最低2年間のアップデート」が保証されるというところがポイントです。OSにはAndroid 8.0 Oreoを採用しています。

デザインは、こちらもU11から継承した「水」のように透明感ある仕上がり。背面にはアクリルガラスを採用しています。

防水防塵性能としてIP67に準拠。Edge Senseを利用して、手袋をしていたり雨で濡れていたりしてうまく画面に触れられなくてもカメラを起動したりできますね。

ディスプレイは5.2インチフルHD(1080×1920)液晶。フロントパネルはCorning Gorilla Glassを採用していて、画面割れに強い仕様。

カメラは背面のメインカメラが約1600万画素裏面照射型CMOSイメージセンサ、フロントのインカメラは約1600万画素裏面照射型CMOSイメージセンサを備えます。HTC独自のUltra Pixelセンサを採用し、位相差AFを活用した高速フォーカスを実現。HDRにも対応し、4Kの動画撮影も可能です。またインカメラにもほぼ同等のセンサを搭載しているため、高精細な撮影が可能です。

U11+と同様、HTC USonicのイヤホンが付属。アクティブノイズキャンセレーション機能が組み込まれているため、音楽やビデオ、ゲームに没頭することができます。もちろんハイレゾ再生にも対応しています。

Android Oneスマートフォンながら、独自のユーザインタフェースとしてHTC Senseを採用。U11でおなじみとなった「握って操作」するHTC Edge Senseを採用しており、サイドフレームに内蔵されたセンサを握って操作可能。

カメラを割り当ててシャッターがわりにしたり、Googleアシスタントを割り当てて握って起動したりもできますが、握ってアプリランチャーやショートカットを利用できるようにもなっているようです。

また前モデル同様、Google アシスタントとAmazon Alexaの音声AIに両対応。様々なデバイスと接続することで操作も可能です。

チップセットはQualcomm Snapdragon 630(オクタコア)、内蔵メモリ(RAM)が3GB/4GB、内蔵ストレージ(ROM)が32GB/64GBです。外部ストレージとして最大2TBのmicroSDカードを利用できます。

通信は、グローバル版と北米版で仕様が異なります。グローバル版は下りがLTE DL Category 11、3CC CA、256QAM、上りがLTE UL Category 5や64QAMに対応し、通信速度は下り最大600bps/上り最大75Mbps。北米版は上りがLTE UE Category 9、下りが3CC CAおよび256QAMに対応し、通信速度は下り最大450Mbps/上り最大50Mbpsとなります。VoLTEも利用可能です。

SIMはNanoSIM×1。そのほかBluetooth 5.0やWi-Fi IEEE 802.11 a/b/g/n/ac 、NFC Type A/Bにも対応します。

防水防塵性能としてIP67に準拠バッテリーは2600mAhで、充電端子はUSB Type-C

生体認証は指紋認証で、フロントに指紋認証センサを搭載しています。

カラーバリエーションはサファイヤブルーブリリアントブラックの2色展開です。

価格は3GB/32GBモデルが欧州で349ユーロ(約46,000円)、米国で349米ドル(約40,000円)に設定されています。

なおこちらのU11 Lifeでは、日本向けにY!モバイルでの発売が見込まれています。

mamesuke

福岡出身、関西で学ぶ大学生。学生メディアとして、大学新聞で活動中。ガジェット好き、旅行好き、カメラ好き。鉄道もちょっとかじってます。

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