Sony、Android内蔵のコミュニケーションロボット「Xperia Hello!」を11月18日に発売 家族の一員として暮らしをアシスト

Sony Mobile Communicationsは10月17日、Androidを内蔵したコミュニケーションロボット「Xperia Hello!」を11月18日に発売すると発表しました。価格はオープンで、ソニーストアでの販売予定価格は14万9880円(税抜)です。

Xperia Hello!

「Xperia Hello!」は「Xperia Agent」としてMWC 2016でコンセプト発表され、IFAや翌年のMWCでアップデートされてきたスマートプロダクトシリーズの第3弾。”まるで家族の一員が増えるような体験を実現したい”というコンセプトから、正式名称は親しみやすい「Xperia Hello!」になりました。

自宅の内外にいる家族のコミュニケーションを図る機能のほか、自宅の見守り機能、個人を認識して情報を提供するインフォテイメント機能の3つが、大きな柱で、音声アシスタントを呼び出すときは「Hi, Xperia!」と呼びかけます。

本体は左右に回転する円錐型のボディ4.6インチの液晶ディスプレイを搭載。回転する球状の頭部にはカメラと、瞳の瞬き再現したようなライトが備わっていて、親しみやすいロボットになっています。

Android 7.1を搭載し、本体にインストールされたHello!専用アプリによって、家族間のコミュニケーションを促進。7つのマイク4つの人感センサー1320万画素で裏面照射積層型CMOSセンサーの「Exmore RS for mobile」カメラ、そして4.6インチ(1280×720ドット)の液晶ディスプレイを搭載。

スマートスピーカーのように聞きたい情報を尋ねると答えてくれるほか、液晶画面とカメラを使ってビデオ通話をしたり、液晶に時計や天気、ニュースやWikipediaの情報を表示させることもできます。

ユーザーには音声での案内のほか、胸部のディスプレイで情報を表示可能。ディスプレイにタッチして操作もできます。常時アクティブになっている人感センサーは、半径約3mの全周囲を感知可能。カメラは家族の顔を識別できます。

コミュニケーション機能としては、LINEと連携したメッセージ送信・読み上げ機能、Skypeを使った通話・ビデオ通話ビデオ伝言機能の3つが利用可能です。

たとえば、Hello!に対して「パパ、はやく家に帰ってきてね」と話しかけると、「パパ」として登録されたLINEアカウントに対して「はやく帰ってきてね」というメッセージが送信されます。

また、逆に外出先から家にいる子どもに対して「お留守番よろしくね」などとメッセージを送り、家でHello!が子どもを認識すると、自動的にメッセージを読み上げてくれます。

これらの機能は最大10人まで家族として登録できる顔認証機能によって実現。何分前に誰を見かけたといった、顔認識機能や直前の会話の有無を簡単に確認することが可能です。

「Xperia Hello!」側ではLINEのメッセージを「おとうさん宛」などとして受け取ることが可能で、カメラで「おとうさん」の顔を認識するとメッセージを伝えるといった、家族それぞれに対応したメッセージのやりとりも可能です。

通話やビデオ通話は「Skype」をサポート。インターネット回線を利用した「Skype」での通話とビデオ通話ができます。帰宅する家族に向けてビデオ伝言を残す機能もあります。

見守り機能では、LINEを経由して「家の様子を聞く」「家の様子を撮影する」といったコマンドが使えます。

「家の様子を撮影して」とLINEでメッセージを送信すると、周囲360度を8枚の写真に分けて撮影しLINEに送信。家の様子を聞くコマンドは、Hello!に対して家族が何分前まで家にいたかの返答をメッセージとして受け取れます。

撮影前にはHello!からアナウンスがあり、実際の撮影開始まで20秒の待機時間が設けられるため、万が一家にいて写真を撮って欲しくない場合は、家にいる人がキャンセルできます。

またインフォテイメント機能では、スマートスピーカーのようなHello!とのコミュニケーションで天気やニュースなど、情報を調べることも可能ニュースソースは共同通信社が提供し、情報検索はWikipdiaを参照します。

Googleカレンダーの参照も可能で、Googleカレンダーに誕生日や家族の記念日を登録しておけば、誕生日や入学式、結婚記念日など特別な日や重要な日を、声やスマートフォン経由でGoogle カレンダーに登録しておくと、Hello!から話しかけてきて、1週間前に教えてくれたり、当日にお祝いしてくれたりします。

カメラと顔認識機能により、個人に合わせた情報を提供するインフォテイメント機能を搭載しているので、ニュース、交通情報、天気予報、リマインダー、メッセージで顔を認識すると、通勤路線の遅延情報を提供するといった能動的な情報の提供も行ってくれます。

他にも気になったことを話しかけると、Wikipediaで検索し音声と画面で教えてくれる機能なども用意されています。検索結果などは音声だけではなく、本体にある4.6インチタッチ液晶で確認・操作も可能です。

Xperia Hello!はAndroid 7.1を搭載。チップセットはQualcomm Snapdragon 650、内蔵メモリー(RAM)は3GB、ストレージ(ROM))は32GB。Google Playストア経由でAndroidアプリをインストール・実行することも可能です。

ボディ下部の回転しない基部には、360度に対応するよう、4つの人感センサーと7つのマイクを搭載。底部にはボリュームキーと電源ボタン、リセットボタンが用意され、温度・湿度センサーは今後のアップデートで利用できるようになるということです。

Xperia Hello!では、これまでソニーが培ってきたロボティクス技術を活かし、静音性となめらかな動きを実現。音声だけでなく、かわいらしいしぐさや表情で能動的に情報を伝えてくれます。

ただし、Hello!自体が回転したり、首の周りが光ったり、頭を動かしたりといった動作はHello!の専用アプリからしか実行できません。Playストアからインストールした別のアプリの動作中は「Xperia Hello!」としては動作せず、Android端末としての動作になります。

発売は11月18日価格はオープンで、ソニーストアでの販売予定価格は14万9880円(税抜)です。

子どものいる共働きの家庭や、両親と離れて暮らしている場合などに便利な、「家族のパートナー」として活躍するXperia Hello!。高めの価格帯ではありますが、ソニーならではのロボットにAndroidやディスプレイ、カメラを搭載するという斬新なデバイスは注目を集めそうです。

mamesuke

福岡出身、関西で学ぶ大学生。学生メディアとして、大学新聞で活動中。ガジェット好き、旅行好き、カメラ好き。鉄道もちょっとかじってます。

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