西鉄8000系、10月15日ラストランへ 29年の歴史に幕 「赤い電車」のオリジナル色に戻しての1週間さよなら運行・貸切イベントも

西日本鉄道(西鉄)は9月28日、29年間西鉄天神大牟田線で活躍した8000形の最終運行を10月15日に行うと発表しました。合わせて引退イベントも10月7日から開催し、オリジナルカラーに戻しての運行も決まりました。

西日本鉄道プレスリリース


西鉄8000形は、2000形に代わる3代目の特急形電車として、1989年に天神大牟田線で運行を開始した、「赤い帯」が特徴の電車です。

先頭車は当時流行した前面展望式を採用。特急形ですが、車内は通勤・通学時も考慮して一部がロングシートになっています。

1989年2月から4月にかけて6両編成6本が落成したましたが、他の車両と異なる2ドア車であることや、老朽化が進んだことなどから2015年から廃車を開始

『旅人ーたびとー』

『水都ーすいとー』

2編成だけは2014年から2015年にかけて、観光列車の『旅人-たびと-』『水都-すいと-』に改造されましたが、最後まで残った『旅人』の1編成が3000形に置き換えられることが決定し、8000形は29年の歴史に幕を閉じることになりました。

3月から導入された9000形

今年春に登場した西鉄の新車両・9000系は、この8000系の「赤」を継承し、車体側面にロイヤルレッドの帯を配置することで、8000形などの歴代の車両でも多く使用されている“赤帯”の DNA を継承しています。

引退イベント初日の10月7日は、100名限定の8000形撮影会・部品オークション筑紫車両基地(福岡県筑紫野市)で開催。会場内に停車している8000形をエリア内から自由に撮影できるほか、8061号車の車号板・運転座席・行先表示器などの部品をオークション形式で販売します。参加費用は2,000円で、西鉄旅行の専用ページで申し込みを受け付けます(定員になり次第、受付終了)。

また勇退の日となる10月15日には「さよなら8000形ラストランツアー」と銘打った8000形貸切ツアーを開催。10時22分に西鉄福岡(天神)駅を出発し、花畑駅に到着したあと休憩を取って折り返し、12時30分に筑紫駅に到着するスケジュールで、運行終了後は当日筑紫車両基地で開催の「にしてつ電車まつり」で車両を展示する予定です。こちらの参加費用はS席6,000円、A席5,500円、B席5,000円(こども料金の設定もあり)。西鉄旅行の専用ページで申し込みを受け付け、280名の定員になり次第締め切ります。

もちろん通常運行も行われ、10月8日~14日は、最後の8000形車両として運行していた『旅人』の内外装を原色カラーに戻し、「8000形さよなら運行」と題して通常運行させます。運行ダイヤは上のとおりです。

 

また、通常運行期間には、3号車にオリジナルスタンプが設置され、8000系がデザインされたスタンプ台紙に記念スタンプを押すことができます。

このほか、10月7日からは8000形オリジナルnimoca(2000円)や8000形カタログ復刻版(1000円)が、天神大牟田線の一部駅で発売されます。

西日本鉄道は、「29年間、8000形車両をご愛顧いただきありがとうございました。最後の勇姿をぜひご覧ください」としています。

私も福岡にいたとき毎日乗っていた西鉄電車。8000系の「赤い電車」にもたくさん思い出があります。引退ししてしまうのはとても残念ですが、ラストランまでの数日間、最後の勇姿を見せてほしいです。

mamesuke

福岡出身、関西で学ぶ大学生。学生メディアとして、大学新聞で活動中。ガジェット好き、旅行好き、カメラ好き。鉄道もちょっとかじってます。

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