スマートウォッチ「Fossil Q」を買ってもうすぐ1年。生活に溶け込んだその”スマートな”使い心地を改めてレビュー

当ブログの開設以来、最も読まれている記事であるAndroid Wear搭載スマートウォッチ「Fossil Q」のレビュー。

記事本数もFossil Q関連で8本公開していますが、その理由はやはり自分が使い続けているからです。

まもなくFossil Qを購入し、使い始めてから1年になるので、今回はまさに生活に溶け込んだ”スマートな”使い心地を改めて長々とレビューしたいと思います。

【過去の「Fossil Q」関連記事・レビューはこちら】

「Fossil Q」について

まずは「Fossil Q」について紹介します。

アメリカのファッション・時計ブランド「Fossil」は、多くのブランドを持ち、長年時計を作り続けてきた老舗メーカーです。

そんなFossilが投入したのが、Android Wear搭載のスマートウォッチFossi Q」です。

Fossil Qはタッチスクリーンスマートウォッチですが、Fossilはハイブリッドスマートウォッチを多数販売するなど、スマートウォッチの普及に力を入れています。

日本に初上陸したのは昨年の9月4日。ドイツで開催されたIFA 2016でお披露目され、すぐに全世界で市場投入。老舗時計メーカーならではのオシャレな外観と、Android Wearと高性能チップの搭載、そして当時1強だったApple Watchよりも安価であることから、瞬く間に人気となりました。

 

2016年に登場したモデルは、「Q MARSHAL」と「Q WONDER」。それぞれケースカラー・バンドカラー(材質)の組み合わせで4種類のラインナップがあります。私が購入したのは、ステンレスブラックのQ MARSHAL(2016年モデル)です。

そして先日、Fossil Qの第3世代(日本では2モデル目)が発表・発売されました。デザインがわずかに丸みを帯びてボタンが3つになったり、ディスプレイが完全な円形(フルラウンド液晶)になったり、ネックだった本体の重量も軽くて薄くなったりと、人気のデザインはほとんど変えずにユーザーの希望に沿って進化した感じです。第3世代については過去の記事をご覧ください。

Fossil、第3世代のスマートウォッチ「Fossil Q」を発表 Wear 2.0プリインストールで薄型、フルラウンド液晶に

オシャレだけど、それだけじゃない。

まずは外観をチェックしましょう。

時計のフェイスは円形で、Apple Watchや当時のZenWatchのように「四角い」形ではなく、あくまで”一般的な時計”の形。じつはこれが一番の購入理由だったりします。フェイスが四角いと、ちょっとしたフォーマルな場面でつけるのを躊躇したりしますし。やはり時計というのは普段身に着けるものですので、「普段使いできる」のは大きなポイントです。

ディスプレイは直径38mmの円形で、6時の部分が少し欠けた形状。ここには照度センサーがあるためこの形状になったようです。2017年モデルではこれが待望のフルラウンド液晶になって完全な円形ディスプレイになりました。まあ、使っていて不便はないです。(フルラウンドの羨ましさはある)

本体のケース厚は13.5mm(Qマーシャルのみケース厚14mm)、ケース径は46mmで、22mm幅のストラップであれば一般的な時計のバンドと付け替え可能です。

もちろん付け替え用のストラップも公式で販売していますが、22mmのストラップならどれでもつけられるのがうれしいところ。夏はシリコンバンド、冬はメタルバンド、なんて使い方もできますよね。

実際私もレザーブラックのバンドを別途購入して、交換して使っています。(これについては過去記事参照

そして右側側面にはボタン(竜頭)がついています。これは回して使うのではなく、押して使います。Android Wear 2.0では押すとアプリ一覧メニューが開きます。2017年モデルではボタンが3つになり、真ん中のボタンはアプリを開くアクションですが、上下2つは自分で好きなアクションを設定できるようです。これは便利ですよね。

どのスマートウォッチでもそうですが、Fossil Qでもウォッチフェイスが変更できます。特にFossil Q専用アプリを使うと、時計メーカーとして長年培ったFossil Qオリジナルの文字盤のデザインが利用できます。これがまたカッコいいんです。ほかのスマートウォッチではAndroid WearにプリインストールのものやPlayストアなどアプリのものを利用できますが、Fossil Qのウォッチフェイスは使えませんからね。

いろいろ試してみましたが、やっぱりFossil Qデザインのウォッチフェイスを使い続けています。あまりにふつうの時計のようなデザインなので、つけていてもスマートウォッチだと思われることがないほど。画面を触って操作をしていて、ようやく「それスマートウォッチだったの!普通の時計かと思った!」と驚かれます。

ちなみに文字盤を長押ししてひらく文字盤ごとの設定画面では、Digitalならダイヤルカラー(背景色)、デジットカラー(時間を表す数字の色)、デイカラー(曜日の色)や、Classicなどなら、針の下に表示されるウィジェットを国際時計にしたり天気にしたり曜日日付、そして電池残量などに変更でき、時計の24時間表示なども設定可能です。

スペックも書いておくと、CPUはQualcommのSnapdragon Wear 2100内蔵メモリ(RAM)は4GB。Wi-FiはIEEE 802.11 b/g/n対応で、バッテリーは360mAhで最長24時間持つとしています。OSはAndroid Wear。2017年モデルにはWear 2.0、2016年モデルもwear 2.0へアップデートが可能です。対応端末はAndroid OS4.3以降/iOS8.2以降(iPhone 5以降)

また、ペアリングするスマホがAndroid端末であればハンズフリー通話に対応しているため、本体側面にはスピーカーとマイクが備え付けられています。内臓スピーカーから、スマートウォッチ上で音楽を再生する、何てことも可能。(Bluetoothイヤホンにスマートウォッチから接続することも可能です)

そして当たり前ですが、IP67の防水防塵性能に対応しているので、雨が降っていても使えます。

スマートウォッチでできること

ところで、スマートウォッチでは何ができるのでしょうか。

Apple Watchにはwatch OSその他のスマートウォッチの多くにはAndroid Wear OSが搭載されています。

Bluetoothでスマートフォンと連携することで、様々な動作を可能にします。

できることはだいたい同じですが、Apple WatchがiPhoneとしか連携できないのに対し、Android Wearスマートウォッチの多くはiPhoneでもAndroidでも連携できます。できることはもちろんAndroidと連携した場合のほうが多いですが…。

スマートウォッチまずいちばんの機能は当たり前ですが「時計」です。ただスマートウォッチならではなのが、「カレンダー」との連携です。Googleカレンダーなどに予定を登録しておけば、その予定、時間、場所をすべて通知してくれるんです。つまりは「次の会議どこだっけ」「どこの教室だっけ」とわざわざスマホを見ることなく、スマートウォッチを見れば一瞬でチェックできます。そして予定が近くなれば出発すべき時間を通知してくれたりもします。

次が「通知」です。連携しているスマホに通知があったら、すべてスマートウォッチで受け取ることができます。通知は時計が振動してバイブレーションで教えてくれるので、歩いているときなどでスマホ側の着信に気づきにくいときでも、手首にバイブがきて、着信を逃すことがありません。

中でもLINEやFacebook Messengerといったメッセージアプリでは、Android Wear 2.0からスマートウォッチ上で返信を書き込むことができるように。声で返信することも可能です。Twitterなら「いいね!」も可能。これについては過去記事をご覧ください。

[スマートウォッチ] Fossil QにAndroid wear 2.0がやってきた!機能をファーストインプレッション【レビュー】

また、便利なのが「アラーム」。電車に乗っていて少し寝たいな、というとき、ちょうど降りたい駅に着く時間にスマートウォッチのアラームをセットしておけば、音がならないので、周りの人に迷惑をかける事なく手首にバイブレーション通知がくるので確実に起きられます。

そして、スマートウォッチ上でアプリを動かすこともできます。Wear 2.0ではスタンドアロンアプリ(スマホと連携せずにスマートウォッチ上だけで動かせる)に対応したので、これがさらに強力になりました。(しつこいようですが、詳細は過去記事をご覧ください)

例えば”OK, Google”といえばGoogle検索が起動したり、Google FitやRuntasticなどで歩数やアクティビティを記録したり、タイマーやストップウォッチ代わりに使ったり、Googleマップで居場所を調べたり、乗り換え検索をして詳細を表示したり、フラッシュライト代わりにしたり….とキリないほどなんでもできます。

実際に幾つかのアプリを利用していて、スマホに頼らずに良くなったので便利です。

バッテリー持ちも安心。ケーブルも持ち運びやすい

さて、時計として使うためには、大事なのはやはりバッテリーです。

バッテリーは前述の通り360mAhで最長24時間持つとしています。

さすがに1年間使ったので、24時間とはいかないものの、バッテリー持ちは優秀です。

Google Play Musicの音楽再生時に時計で操作できる状態にしておくとバッテリーの減りが多いという欠点がありますが、通知のみにしておいたり、機内モードにしておくと、2泊3日程度なら余裕です。私は常に同期して通知も来るようにしていますが、朝から夜までしっかりバッテリーは持ってくれます。

充電はUSBから給電できる専用のケーブルをマグネットでピタっと取り付けるようになっています。

無接点充電はスマートウォッチに多い方式ですが、クレードルのようなものではないため持ち運びでも苦になりません。Moto 360が専用のクレードル・充電台であることを考えると、ケーブル1本で良いというのは非常に楽。

ちなみに、無接点充電なので「Qi」に対応している充電パッドでの充電も一応は可能なよう。(アスキー編集部のゆうこばさんによると、「すごく熱くなる」ようです…)またMoto 360の充電台でも充電はできました。

また、このケーブルの単体販売も行われているため、必要に応じて2本目を用意することも可能です。サポートへメールで連絡し、購入するような感じで、価格は3,000円(税抜)。送料・代引き手数料はかかりません。

よく、「スマートウォッチは充電するのが面倒くさい」なんて声も聞くのですが、そもそも”時計を置く場所”を決めていれば、そんなに面倒ではありません。時計を外して置いて、マグネットをつければいいだけですからね。

結論:スマートウォッチは生活に溶け込む

というわけで長々と、スマートウォッチ「Fossil Q」の一年使用レビューをお届けしました!

結論から言うと、「生活に溶け込んで、手放せません」。

当ブログ内でもレビューしたXiaomiのアクティビティトラッカー「mi band 2」も使っていて、レビュー記事の中でも「Fossil Qを使い続けるか…」と書いてましたが、どちらもシーンによって使い分けて使い続けています。

普段はmi bandを寝るときもつけっぱなし、お出かけにはFossil Q、といった感じです。

とにかくスマホを見なくても通知を受け取れる、というのが楽ですし、着信を逃したりすることもなくて大変便利です。もう手放せません。

「スマートウォッチは敷居が高いかも…」と思われている方、ぜひともFossilストアに行って触ってみてください。オシャレさと高性能を兼ね備えたFossil Qがきっと欲しくなります。

これからも、Fossil Q、使っていきたいと思います。

mamesuke

福岡出身、関西で学ぶ大学生。学生メディアとして、大学新聞で活動中。ガジェット好き、旅行好き、カメラ好き。鉄道もちょっとかじってます。

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