iPhone 8 PlusのカメラがDxOMarkで最高評価94点を獲得 「スマホ史上最良であるが、完全無欠ではない」

カメラのセンサやレンズ、携帯端末用カメラの詳細な評価結果を公開するDxOMarkは、9月22日にAppleのiPhone 8 / 8 Plusについての評価を公開し、iPhone 8 Plusが94ポイント、iPhone 8が92ポイントを獲得して、これまで最高だったGoogle PixelやHTC U11のスコアを上回りました。

DxOMark

【過去記事】Apple、次期iPhone「iPhone 8/8 Plus」を発表 両面にガラス採用で3色展開、78,800円~で9月22日発売

【追記】

10月3日、Samsung Galaxy Note8のスコアが発表され、94ポイントでiPhone 8 Plusと並び最高評価となりました。

詳しくはこちらの記事を参照してください。

DxOMarkは9月に入って、モバイル端末の評価方法を一新したことを発表していましたが、22日に公開されたiPhone 8のスコアに関してDxOMarkのDavid Cardinal氏は「AppleのiPhone 8 Plusは、われわれがこれまでテストした携帯端末カメラの中で最も性能が高い」と述べました。

「iPhone 8」については、「前世代の『iPhone 7』よりも露光とダイナミックレンジに優れ、ノイズが低い」とし、「DxOMark Mobileのランキングでこれに勝るのは、より大きく高額な姉妹製品でデュアルカメラを搭載するiPhone 8 Plusだけだ」とするほど、高く評価しています。

iPhone 8 Plusで撮影(DxOMark)

スペックをおさらいすると、無印iPhone 8はF1.8・1200万画素のレンズiPhone 8 Plusは広角F1.8・1200万画素のレンズと望遠F2.8・1200万画素のデュアルレンズ構成で、8 Plusのみポートレート撮影に対応しています。8 Plusの広角レンズと望遠レンズは光学ズームに対応。写真なら最大10倍、ビデオなら最大6倍のデジタルズームも使えます。無印iPhone 8は最大5倍のデジタルズームに対応しています。

両モデルとも光学式手ぶれ補正に対応し、Live Photosやさらに美しく撮れるようになったHDRをサポートしています。

ビデオ撮影は大幅に進化し、ついに4Kビデオで24fps・30fps・60fpsの撮影が可能に。4K60fpsの撮影がスマホでできるのはすごいです(録画可能時間は短そう…)。また1080p HDでは30fps・60fps、720p HDでは30fpsで撮影可能。

さらに1080pでは120fps・240fpsのスローモーション撮影が可能に。ビデオの光学式手ぶれ補正や4Kビデオの撮影中の静止画を撮影もできるようになるなど、大幅に進化しました。

DxOMark Mobileの現在のランキングは次の通り。

1位 94点:Apple iPhone8 Plus/Samsung Galaxy Note8
2位 92点:Apple iPhone8

3位 90点:Google Pixel
3位 90点:HTC U11
5位 88点:Apple iPhone7 Plus
6位 85点:Apple iPhone7
7位 83点:Sony Xperia XZ Premium
8位 82点:Samsung Galaxy S6 Edge

ちなみに評価方法を一新する前のスコアでは、HTC U11が今年5月に90ポイントで最高評価、Google Pixelが89ポイント、Samsung Galaxy S8/S8+が88ポイントでした。

現在、DxOMarkのサイト上では、全ての端末に関して新スコアが公開されておらず、他のITメディアなどで高い評価を得ているGalaxy S8、Huawei P10などのスコアは見当たりません。

昨年秋に発表されたGoogle PixelのスコアもAndroidスマートフォンでは再び最高評価となっており、評価方法の一新で大きくランキングが動いています。

【追記】

10月3日、Samsung Galaxy Note8のスコアが発表され、94ポイントでiPhone 8 Plusと並び最高評価となりました。

詳しくはこちらの記事を参照してください。

一方「iPhone 8と8 Plusのカメラは、これまでのスマートフォンカメラの中で最良である、ただし、完全無欠ではない」とも述べています。

iPhone 8 / 8 Plusのカメラが傑出しているのは、ふつうに写真を撮る日常的な状況においてです。

つまり、やや暗いので明度補正モードを使ったり、はしゃぎまくる子犬にピントを合わせようとしてカメラが苦戦しなくてもよいような状況です。

そんな”ふつうの”状況では、iPhoneのAFは正確で、どんな光のもとでも細部まで明確で、背景をぼかす機能も優れていると評価。

ライバル機であるPixelとHTC U11は、どの機能でもトップを独占していましたが、それらにも勝っているスコアを獲得。低照度撮影における細部の表現や、HDRの性能では、iPhoneが頭一つ抜いているとしています。

しかしAFは、正確さでは合格点であるものの、まだAF速度が十分に速くはなく、ビデオのスコアもPixelに負けていいます。

10月4日に登場するとされるGoogleの「Pixel 2」。果たしてiPhone 8のスコアを塗り替えて再び最高評価を得るのか、注目です。

mamesuke

福岡出身、関西で学ぶ大学生。学生メディアとして、大学新聞で活動中。ガジェット好き、旅行好き、カメラ好き。鉄道もちょっとかじってます。

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