Google、次期モバイルOS「Android 8.0 Oreo」を正式発表!コピペが進化、マルチタスクもより使いやすく

Googleは8月21日(現地時間)、アメリカ国内で1918年以来となった皆既日蝕にあわせて、次期モバイルOS「Android 8.0」 を正式に発表しました。

愛称は「Oreo(オレオ)」。Android 7.0 Nougat(ヌガー)に続いて、おなじみとなっている甘いお菓子のニックネームは、コードネームが「Android O」だったこともあり、やはりOreo。ちなみに製品名とのコラボはキットカット以来です。

Android 8.0 Oreo

Android 8.0 Oreoの主な変更点は、以下のものが挙げられます。

  • 小さなウィンドウで動画などを見ながら別のアプリが使えるピクチャ・イン・ピクチャ マルチタスク
  • 通知がアプリアイコンから分かりやすく確認できる通知ドット
  • ブラウザ以外のアプリでもログインなどを覚えるオートフィル
  • インストール不要ですぐにストリーミングでアプリが試せるAndroid Instant Apps
  • 新たな絵文字の追加
  • Google Play Protectなどのセキュリティ機能の強化
  • バックグラウンドアプリのバッテリー消費低減
  • 最大2倍の処理高速化(Pixel比で2倍高速に)

詳しく見ていきましょう。

Android 8.0 Oreoの目玉の一つである「マルチタスクの改善」は、新たに「ピクチャ・イン・ピクチャ」表示に対応しました。これまではAndroid 7.0でも2つのアプリを上下に並べるマルチタスクに対応していましたが、Oreoでは新たに、小さなウィンドウで動画などを見ながら別のアプリが使える「ピクチャ・イン・ピクチャ」表示に対応。簡単に2つのアプリを同時に使うことが出来ます。

通知も改良され、新たに通知がアプリアイコンから分かりやすく確認できる通知ドットが追加されました。ホーム画面でアプリアイコンに通知ドットが表示され、アプリアイコンを長押しすると、その通知を確認したり、アプリのショートカット機能を利用することができるというものです。

また新たに「通知チャネル」を取り入れ、アプリごとに通知をグループ分けする機能も追加。グループごとに通知のON/OFFなどのきめ細やかな制御を行えます。

Chromeブラウザなどでおなじみの「オートフィル」もAndroid全体に実装。ブラウザ以外のアプリ内でも、Googleアカウントに紐付けされているログインIDとパスワードの自動入力が可能になります。これは便利です。

AIによる機械学習を使ってアプリを移動してのコピペの手間を省く「Copy-Less-Paste」機能も新搭載。テキストを長押ししなくても、ダブルタップだけで最適な範囲を選択してくれて、選択範囲の内容に応じたコンテキストメニューも表示してくれます。

例えば住所をダブルタップすれば「Google Mapを開く」、メールアドレスをダブルタップすれば「Gmailを開く」などのメニューが表示されるので、わざわざ別のアプリを立ち上げて貼り付ける必要はありません。

また新しい絵文字も追加。バリエーション豊かになりました。

その他、バックグラウンドアプリの過度な電力消費を制限することで、バッテリーの持続時間が向上。OSの起動時間もAndroid 7.0比で半分に短縮しています。

インストール不要ですぐにストリーミングでアプリが試せるAndroid Instant Appsも新たにサポートしました。

Android 8.0 Oreoはオープンソース版(AOSP)で本日から提供開始PixelとNexus 5X、6P向けが近日配信予定です。タブレットの Pixel C、テレビにつなぐNexus Player 向けにも配信予定としています。

また今年末までに、Essential、General Mobile、HMD Global Home of Nokia Phones、Huawei、HTC、Kyocera、LG、Motorola、Samsung、Sharp、SonyなどのハードウェアメーカーのデバイスをAndroid 8.0 Oreoにアップグレードする予定だとGoogleは発表していて、近くGoogle端末以外でも配信されることになります。

目立った新機能はないものの、使い勝手の向上が目をひくAndroid 8.0。ユーザーの利便性向上で確実に他のモバイルOSに大きな差を付けています。手元の端末で使えるようになるのが楽しみです!

mamesuke

福岡出身、関西で学ぶ大学生。学生メディアとして、大学新聞で活動中。ガジェット好き、旅行好き、カメラ好き。鉄道もちょっとかじってます。

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