羽田空港に「顔認証ゲート」を10月設置へ パスポートの写真で日本人の帰国審査を簡素化 訪日客審査へ人員確保

法務省は7月4日、羽田空港に帰国する日本人を対象に、10月から顔認証技術による自動の「顔認証ゲート」を設置して審査手続きを簡素化すると発表しました。増加する訪日外国人の入国審査に、より多くの審査官を充てる狙いがある。来年度からは、成田、関西、中部の各空港に拡大する。

自動顔認証ゲートが導入されるのは今年10月中旬頃で、羽田空港の入国審査に「顔認証ゲート」を導入します。

日本人旅行者が帰国した際、パスポートのICチップ内の顔画像と、その場で撮影した顔画像を照合。同一と判定されれば、入国審査官の証印なしで入国ゲートを通過できる仕組みです。

法務省は、2020年の東京五輪へ向けて外国人観光客が増える中、日本人の帰国審査を簡略化し、入国審査官を外国人の審査に多くあてる狙いがあり、全体の待ち時間短縮や、テロ対策の強化にも繋がるとしています。

報道によれば、今後は出国手続きにも利用する計画だということです。

同省は2014年、顔認証技術の実証実験を行っており、認識率が最も高かった事業者で、本人を認証できない「誤拒否率」は0.26%に抑えられていたといいます。(法務省資料

指紋認証による自動化ゲートは2007年から羽田空港など4空港に設置されていますが、これにはパスポートや指紋の情報の事前登録が必要で、2016年の出入国手続きでの利用は8.1%にとどまっていたといいます。

訪日外国人旅行者数は急増しており、昨年は約2404万人でした。政府は2020年に4000万人を目標として観光立国を掲げています。より増えることが予想される入国者の手続きへ、審査官の人員を確保するため、来年度にも成田・関西・中部の各空港に拡大する見込みです。

 

 

mamesuke

福岡出身、関西で学ぶ大学生。学生メディアとして、大学新聞で活動中。ガジェット好き、旅行好き、カメラ好き。鉄道もちょっとかじってます。

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