ドコモ、訪日客向けプリペイドSIM「Japan Welcome SIM」を提供開始へ 広告を観ればデータ通信が無料で利用可能

NTTドコモは、訪日外国人旅行者を対象としたプリペイドSIMサービス「Japan Welcome SIM」の提供を7月1日より開始すると発表しました。広告の視聴量に応じてデータ通信量を付与する仕組みが用意され、広告を見れば無料で通信できるプランも用意されます。

Japan Welcome SIM 特設ページ

NTTドコモプレスリリース

サービス提供の対象となるのは満20歳以上の外国人旅行者で、言語は英語、中国語(繁体字・簡体字)、韓国語、タイ語に対応します。

訪日前に専用サイトで申し込んで「dアカウント」を取得し、その際に動画広告の試聴やアンケート回答をすることで、無料でデータ通信量をチャージすることができます。

訪日後、日本の空港内の施設などでSIMカードを受け取り、SIMフリースマートフォンに差し込むことで、ドコモの通信ネットワークを15日間利用できます。

またサービス開始当初にSIMカードを受け取れるのは、成田空港第1・第2ターミナル、羽田空港国際線ターミナル、関西国際空港第1ターミナル空港内JALエービーシーカウンターと、ドコモショップ博多バスターミナル店(8月1日取り扱い開始)です。

ドコモが開発した同社のAPNに接続させる機能によって、APN設定が不要なことも便利に利用できる点です。

料金プランは、訪日前に自国で対象の広告を閲覧することで無料でデータ通信(128Kbps)を利用できる「プラン0」128Kbpsのデータ通信を無制限に利用できる1000円の「プラン1000」受信時最大682Mbpsの高速通信を500MB分利用できる1700円の「プラン1700」の3種類。いずれも専用サイトで広告動画を見たり、アンケートに回答すると、追加の高速データ容量がもらえます。また追加で100MBを200円500MBを700円で追加チャージすることも可能です。

なお、無料の「プラン0」は、10月頃の提供開始を予定しています。

広告などによってチャージされる通信量は、広告動画視聴が10MB、アンケート回答が10MB、アプリインストールが50MB、広告記事の閲覧が10MBです。

今後は他社との連携により、クーポンや食事・アクティビティ予約、交通・配車、観光スポット送客などによる無料データチャージを検討しているということです。

また、全国に44ホテルを展開する東急ホテルズと組み、宿泊プランのオプションで同SIMサービスを割引価格で予約できるようにします。外国人旅行者は、ホテルの宿泊予約とともにSIMサービスを申し込むことで、空港でSIMカードを受け取ってすぐにデータ通信を利用でき、SIMカードの料金は宿泊費と合算でホテルで支払えます。東急ホテルズでは、宿泊者の約7割が外国人というザ・キャピトルホテル東急(東京・永田町)から販売を始めるとしています。

海外でも定評のある宿泊予約サイト「Booking.com」とも連携し、Booking.comサイト内で同SIMサービスを案内します。Booking.com経由でSIMサービスを申し込んだユーザーは、Booking.comのサイトやアプリ使用時の高速データ通信料が無料になるほか、100MBのデータ通信量が特典として得られるということです。

なお、事業者向けに「Japan Welcome SIM」で提供する広告・アンケートの出稿や、オプションサービスの提供も受け付けており、専用サイト内に要項が掲載されています。

  • オプション提供型:ホテル業や旅行代理店、航空会社などの企業が、自社が企画する宿泊プランやツアー内容などに「Japan Welcome SIM」をあわせて販売することができます。
  • カウントフリー型:パートナー企業が、自社のお客さまが訪日時に、自社のWEBサービスやアプリ利用時の高速データ通信量をカウントしないサービスを提供できます。

mamesuke

福岡出身、関西で学ぶ大学生。学生メディアとして、大学新聞で活動中。ガジェット好き、旅行好き、カメラ好き。鉄道もちょっとかじってます。

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