西鉄、福岡天神のターミナルに「新タイプ」ホームドア21年にも設置へ 8月ダイヤ改正で大橋が特急停車駅に 全大手私鉄でホームドア導入にめど

九州最大手私鉄の西日本鉄道(西鉄)は6月21日、西鉄天神大牟田線のターミナル駅・西鉄福岡(天神)駅にホームドアを整備すると発表しました。2021年度をめどに、同駅の全てのホームに設置するということです。

また同日、西鉄天神大牟田線のダイヤ改正を8月26日に実施すると発表。福岡市南区の大橋駅に全ての特急列車が停車するようになります。

西日本鉄道プレスリリース①

【過去記事】西鉄が駅ナンバリングを2月1日より全駅導入へ 大手私鉄では最後の導入 11年ぶり新車両、大橋への特急停車など改革続々

西鉄福岡(天神)駅は、福岡市中央区天神にある天神大牟田線のターミナル駅。2016年度の1日の平均乗降人員は13万1108人で、10万人を超えています。

国土交通省は2016年12月、10万人以上の駅はホームドアを優先的に整備するとした指針を示していることから、今回西鉄は導入を決めました。

しかし現状、車両形式により扉の枚数や位置が異なり、整備が困難な状況です。プレスリリースによれば西鉄は「異なる扉枚数や扉位置にも適合できる新しいタイプのホームドアの検討を進める」としています。

西鉄を除く大手私鉄15社のうち、ホームドアを既に導入しているのは東武鉄道や名鉄(名古屋鉄道)、東急(東京急行電鉄)など9社京成電鉄や阪急電鉄、近畿日本鉄道など6社は設置計画を発表しています。

西鉄がホームドアの整備計画を発表したことにより、全ての大手私鉄でホームドア導入のめどがたったことになります。

同社では、西鉄福岡(天神)駅のすべての乗車・降車ホームについて2021年度までにホームドアを整備する計画です。

現在の西鉄大橋駅

また同日発表された天神大牟田線のダイヤ改正は、8月26日に実施することが決まりました。

今回のダイヤ改正で最も大きな変更点は、大橋駅(福岡市南区)への特急列車停車です。

大橋駅は福岡市南区の中心駅で、付近には九州大学大橋キャンパスや南区役所、繁華街やマンションが建ち並び、天神大牟田線では乗降客数3位の駅です。

これまで特急福岡(天神)駅の次は福岡市中央区の薬院駅、筑紫野市の二日市駅に停車しており、大橋駅は急行・普通の停車駅でした。

大橋駅ビルは2018年に全面リニューアルする予定で、西鉄は駅の改装と特急停車によって、バスも含め福岡市中心部へのアクセス拠点にしたい考えです。

大橋駅に停車する特急列車の本数は、天神方面が32本(土曜・休日は31本)、久留米・大牟田方面は33本(同32本)

このほか、平日朝のラッシュ時の6~7時台に大牟田発~西鉄福岡(天神)行き特急列車を2本増発22時台は西鉄福岡(天神)発~大牟田行き特急列車の出発時刻を約30分繰り下げて増発します。(これまでは22時を過ぎると特急ではなく全便が普通・急行での運行でした)土曜・休日は、6~7時台に大牟田発~西鉄福岡(天神)行き特急列車を3本増発します。

また西鉄福岡(天神)発~太宰府行き急行は初発を約30分繰り上げて西鉄福岡(天神)発を9時15分(土休日)とし、1本増発します。

今年3月のダイヤ改正から、新型車両9000系がデビュー。西鉄では続々と改革が行われています。

西鉄では4月に、車内で食事できる「同社初の本格的な観光列車」を導入すると発表していて、2018年度末の運行開始を目指しています。

新型観光列車は、発表によると既存車両を改造して天神大牟田線で運行。車内では沿線の食材を使った料理を提供し、食事を楽しみながら、沿線風景をゆっくり楽しめるダイヤを検討するといいます。今年度に車両の設計を行い、2018年度から車両の改造に入り、2018年度末の運行開始を目指します。

mamesuke

福岡出身、関西で学ぶ大学生。学生メディアとして、大学新聞で活動中。ガジェット好き、旅行好き、カメラ好き。鉄道もちょっとかじってます。

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