梅田ダンジョンの”城”についに橋!ヨドバシ梅田へのペデストリアンデッキが6月30日開通へ ヨドバシ梅田タワーは2019年完成

株式会社ヨドバシカメラは、34階建てのヨドバシ梅田タワー建設を含むJR大阪駅北口のヨドバシ梅田一体開発において、先行して整備を進めているペデストリアンデッキの工事の完成時期を発表しました。

ヨドバシカメラ-お知らせ2017.6.14

ヨドバシ梅田一体開発事業計画

過去記事:日本初”公道をまたぐ”百貨店 大阪梅田に阪神&阪急の新百貨店誕生 34階建てヨドバシ梅田タワーも建設へ

現在のヨドバシ梅田の隣地に一体的に建設される「ヨドバシ梅田タワー(仮称)」は、地下 4 階、地上 34 階のタワービルで、地下1階~地上 8 階が商業フロア、地上 9 階~34 階がホテルフロア、地下4階~地下2階は駐車場となります。

西日本を代表するターミナルゾーンである「大阪・梅田」における高度な土地利用と、それらを補完する周辺との歩行者ネットワークの強化および国際観光都市としての観光バス発着場を整備し、商業、宿泊、にぎわい・交流、交通拠点施設等の都市機能の強化を図り、都市再生に貢献します。

ヨドバシ梅田タワーの建設は、今年夏にも着工し、完成は2019年度を予定しています。

大阪の中枢である周辺地区における国際的な観光の拠点として、新たな人の流れに対応出来る機能として、誘致するホテル客のビジネスユースや観光ニーズに対応するため、また周辺地区における観光バスの乗降場所不足による路上での駐停車問題の解消、周辺地区の円滑な自動車交通環境を形成するため、観光バスが乗降できる交通ターミナル施設を導入します。

また大阪市では、集客観光を成長戦略の一つとして位置づけ、近年増加している東アジア諸国・地域からの観光客を大阪・関西に導き、効果的に経済成長に導くような施策を推進するため「大阪市観光復興戦略」を策定しています。国際観光都市としての大阪の玄関口としてふさわしい機能として、高い快適性を持った宿泊施設を誘致大阪市内でも最大級となる約1,000 室の客室フロアとします。

災害時の対応として、帰宅困難者の一時避難場等を整備。長時間対応可能な非常用発電、災害時にも利用可能なトイレを確保します。また、備蓄倉庫を整備し防災対策に寄与する取り組みを行うということです。

都市部の環境問題等に対する配慮としては、施設内の設備機器の省エネ化を推進し、周辺地区全体のCO2 排出量や、ヒートアイランド対策を計画。建物全体で CO2 排出量の 25% 削減を目指します。また、環境負荷の低い建設素材の活用や既存建築物と一体的なエネルギーマネジメントに取り組み、地域環境に配慮した都市環境づくりに貢献します。現在ヨドバシ京都などで行われている「壁面緑化」も行われるということです。

周辺施設(グランフロント大阪・大阪ステーションシティ)では、都市計画により歩行者ネットワークの向上を図るためにデッキ整備が行われ、日々多くの市民やビジネスマン、観光客が行き交っていますが、梅田地区の歩行者ネットワークには連続性がなく、いわゆる「梅田ダンジョン」として知られるほど、地下空間・地上/上空部分の一体的な通路が少なく、非常にわかりにくい状況です。

現状では地上の芝田交差点に横断歩道が設置されていないこともあり、JR大阪駅などからヨドバシ梅田へアクセスし辛い環境となっています。

そのため、一体整備計画では、これらの歩行者ネットワークの拠点として新たな歩行者空間の整備を行うとともに、地下・地上・デッキが重層的に連続した歩行者ネットワークの整備を行います。

具体的には、

  • 新阪急ホテル側・計画北側エリアからアクセスできる回遊デッキ(芝 1 デッキ)
  • グランフロント大阪南館側からアクセスできる回遊デッキ(B デッキ)
  • JR(大阪ステーションシティ)側からアクセスできる回遊デッキ(A デッキ)

の3つが新たに新設され、ヨドバシ梅田へのアクセスだけでなく、大阪駅側から梅田の北側への回遊性が向上し、かなり便利になります。

これらのデッキは、いずれも既存ビルの2階レベルで接続され、新たに2階からの店舗入口も新設されます。

「A デッキ」および一部の回遊デッキについては2017 年6 月30 日に完成「B デッキ」および一部の回遊デッキについては2017 年秋頃を目途に完成する予定です。

思っていたよりも早く、梅田ダンジョンの最難関”ヨドバシ梅田城”に橋がかかることになりました。

mamesuke

福岡出身、関西で学ぶ大学生。学生メディアとして、大学新聞で活動中。ガジェット好き、旅行好き、カメラ好き。鉄道もちょっとかじってます。

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