WWDC 2017でAppleが発表したハードまとめ!iMac Proに新iPad Pro、新Macbook、HomePodなど詰め込んだ内容に

Appleは6月5~9日(現地時間)にかけてアメリカ・サンフランシスコで、開発者向けカンファレンス「WWDC 2017」を開催し、その基調講演で様々な新デバイスを発表しました。

今回はざっくりと発表された新ハードをみていきたいと思います。

新Mac OSやiOSなどソフトなどは別の記事でご紹介します。(公開次第リンク掲載)

Apple Japan

史上最強のiMac「iMac Pro」誕生

新たに発表された「iMac Pro」は、人気のiMacシリーズと同じ液晶一体型スリムデスクトップでありながら、最大18コアのXeonプロセッサ最大128GB ECCメモリなど強力、いや超強力な仕様を備えたプロ仕様デスクトップです。

ディスプレイは27インチで5KのRetina 5Kディスプレイ(5,120 x 2,880ピクセル)で、CPUはIntel Xeonの8コア・10コア・18コアメモリは32GB・64GB・128GB(32GBモデルは2,666MHz DDR4 ECCメモリ)、ストレージは1TB・2TB・4TB SSDです。

グラフィックスはVega GPU。標準でRadeon Pro Vega 56グラフィックプロセッサ(8GB HBM2メモリ搭載)を採用し、オプションでRadeon Pro Vega 64グラフィックプロセッサ(16GB HBM2メモリ搭載)に変更可能です。

Thunderbolt 3(USB type-C)は4ポートあり、USB 3.0(type-A)も4ポート。SDXCカードスロット(UHS‑IIに対応)、そして10Gb Ethernetポート備わっています。

もちろん、拡張デスクトップやミラーリングに対応して、外部ディスプレイは4台まで接続可能4台接続時でも4K出力、2台なら5K出力ができます。

見て分かる通り、とにかく最強のスペック。発売は12月、価格は4999ドルから(約55万円)です。

ちなみにMac Pro(ごみ箱)の買い替え需要モデルではないようで、今後さらに強力な次世代Mac Proの発表が計画されているようです。

iPad Proは10.5インチが新登場で12.7インチとの2モデル体制に

iPad Proは、噂されていた10.5インチモデルが追加、12.9インチモデルもリニューアルされました。9.7インチと入れ替わるかたちで10.5インチが加わった形です。

プロセッサは新しい「A10X Fusion」になって、旧モデルより30%ほど性能が向上。6コア A10X Fusionプロセッサーは、3コアが高性能、3コアが高効率という役割分担仕様。最大120Hzで描画される「ProMotionテクノロジー」が採用され、スクロールもよりスムーズになり、動画もぬるっぬるです。

ディスプレイは264ppi。12.9インチモデルは2732 x 2048ピクセル、10.5インチモデルは2224 x 1668 ピクセルになりました。HDRに対応し、リフレッシュレートの120Hz化で動きがスムーズになり、Apple Pencilのレスポンスも向上しているとのことです。輝度は600ニトで明るさが強化。P3の広色域ディスプレイも採用しました。

背面カメラは10.5インチと12.9インチ共通になり、12MP、F1.8、6枚構成のレンズに光学式手ブレ補正などを搭載。前面のFaceTime HDカメラも7MPと画素数を増やし、1080p動画撮影、広色域対応や自動手ブレ補正などを搭載しています。

本体サイズは、10.5インチモデルが縦250.6mm x 横174.1mm x 厚さ6.1mmで、重量はWiFiモデルが469g、WiFi+Cellularモデルが477gと、9.7インチモデルから30gほど増加しました。12.9インチモデルはサイズは変わりがないものの、重さはWiFiモデルが713gから677g、WiFi+Cellularモデルが723gから692gと軽量化しています。

ストレージ容量はいずれも最低容量が64GBになり、256GB・512GBに変更可能。

税別価格は10.5インチモデルが6万9800円から、12.9インチモデルが8万6800円からです。

ちなみにSmart Keyboardも10.5インチモデル用が追加されていて、JIS配列モデルも増えました

iMacはリニューアルで性能強化

新世代のiMacシリーズは、ラインアップは2つの画面サイズで3モデルと変わりませんが、基本性能は大幅に強化しています。

ディスプレイ性能が向上し、43%明るく、さらに発色が豊かに

CPUも第7世代「Kaby Lake」で、最大メモリ容量は21.5インチ4K版で32GB、27インチ5K版が64GBと現行モデルから大幅に増加。

GPUも高速化し、21.5インチのフルHDモデルではIntel Iris Plus Graphics 640を、4K版ではAMD Radeon Pro 555/ 560、5K版はAMD Radeon Pro570/575/580を採用します。

そして待望のThunderbolt 3(USB type-C)ポートも2つ追加されました。加えてUSB type-Aポートを4つ装備。変換アダプタなしで幅広い周辺機器が接続可能です。

発売は今日(6月6日)からで納品は6月9日以降。価格は21.5インチが120,800円~、21.5インチ4Kモデルが142,800円~、27インチ5Kモデルが198,800円~です。

MacBookシリーズも無印・Pro・Airの全てでリニューアル

Macbook ProはCPUが第7世代「Kaby Lake」になって値下げ

新しいMacbook Proは、CPUが第7世代のIntel「Kaby Lake」モデルに変更。動作周波数が向上し、スペックアップを果たしています。値段も多少値下がりして、13インチモデルで142,800円から、15インチモデルで258,800円からです。

13インチMacBook Proには最大3.5GHzのCore i7(Turbo Boostで最大4.0GHz)のKaby Lakeプロセッサ、15インチMacBook Proには最大3.1GHzのCore i7(Turbo Boostで最大4.1GHz)が搭載。15インチモデルではRadeon Pro 5xx世代へとGPUが更新されています。

Touch IDを備えたTouchBar、500nitのRetinaディスプレイThunderbolt 3(USB type-C)を採用し、持ち運びしやすいデザインとパフォーマンスを兼ね備えたMacBook Pro。マイナーアップデートですが、コストパフォーマンスがよくなりました。カラバリはシルバーとスペースグレイ

13インチモデル(Touch Bar非搭載)には税別142,800円の下位構成が新たに追加され、購入しやすくなっています。Touch bar搭載の上位モデルは、13インチモデルが198,800円15インチモデルで258,800円からです。

MacBookもCPUが第7世代に

新しいMacBookは、新たに第7世代のIntel Core m3、i5、i7プロセッサと、最大50%高速なSSDストレージを搭載。パフォーマンス
速度は最大20%向上したということです。

ディスプレイは2,304 x 1,440ドットの12インチRetinaディスプレイ

CPUは最大1.3GHzのCore i7(Turbo Boostで最大3.6GHz)のintel KabyLakeプロセッサ。従来のCore mシリーズは最下位の1.2GHzのCore m3となり、価格は14万2800円からです。

重さは920g、薄さ13.1mmで、Macbook史上最も薄くて軽いノートブック、Macbookはローズゴールド、ゴールド、スペースグレイ、シルバーの4色のカラバリを備えます。

端子は変わらずUSB type-Cです。

MacBook Airもサイレントアップデート

MacBook Airもサイレントアップデートされました。

CPUがCore i5の1.6GHzからCore i5の1.8GHzへと変更されています。価格は据え置きで、9万8800円からです。

Appleのスマートスピーカー「HomePod」は開発発表

新しいごみ箱の登場です。

音声AIアシスタントSiriを搭載するスマートスピーカー「HomePod」は開発中であることが発表され、スペックなどがチラ見せされました。ちょっと名前は意外でしたが。笑

Amazon Echo や Google Home、MS Cortana 搭載スピーカーなどに対抗する製品として登場するHomePod。カラーはブラックとホワイトの2色。

CPUにA8プロセッサーを搭載する強力っぷりで、6つのマイクアレイに7個のツイーター、4インチのサブウーファーを内蔵して、部屋のどこからでも Siri に話しかけることができ、音楽再生や天気、ニュース、ネット検索や HomeKit 経由の家電操作などができます。Apple Musicにももちろん対応し、iPhoneやiPadで遠隔操作も可能。

AVアンプのようなルームチューニング機能を搭載して、音響もかなり上質な仕上がり。「HomePod」を置いた場所に応じて音質を補正し、デジタル処理と壁反射によって、広いスピーカーセッティングを仮想的に作りあげて、部屋のどこにいても最適な音響で音楽リスニングを楽しめます。

本体の大きさは高さ172mm、直径142mm。重さは2.5kg。

価格は349ドルと、Google HomeやAmazon Alexaのスピーカーより50ドルほど高め。日本は残念ながら1次発売国には含まれず、まずは米国、英国、オーストラリアで12月より出荷を開始します。(日本語にも対応していません)

mamesuke

福岡出身、関西で学ぶ大学生。学生メディアとして、大学新聞で活動中。ガジェット好き、旅行好き、カメラ好き。鉄道もちょっとかじってます。

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