Adobe、スマホ撮影でPDFを作成できるアプリ「Adobe Scan」を提供開始 文字認識や電子判子の作成・押印も可能に

Adobeは6月1日、スマートフォンで文書などを撮影してPDFを作成するアプリ「Adobe Scan」の提供を開始したと発表しました。アプリはiOSとAndroid版が配信され、無料で利用できます。

ニュースリリース

Adobe Document Cloud Japanブログ

「Adobe Scan」は、紙の文書や領収書、名刺などをPDFデータとして保存するためのアプリです。

PDFにしたい文書をスマホのカメラでかざしたり、撮影した画像を選択すると、Adobe Senseiのインテリジェントサービスを搭載したAdobe Scanがエッジ検出、切り抜きとキャプチャ、ゆがみ補正、オートクリーニング、影の削除といった処理を自動的に行い、テキストを鮮明かつクリアにします。

紙のテキストや書類を撮影すると、文字を自動的に認識するOCR機能も搭載し、Acrobat Reader DCまたはAcrobat DCで選択、コピー、注釈の追加が可能なデジタルテキストに変換します。これにより、Adobe PDFで検索および編集可能なデータになります。

Adobe Scanアプリや無償のAdobe Document Cloudアカウントを使用すると、スキャンしたファイルをオンライン上に自動的にアップロードして、保存、共有、アクセスすることが可能になります。Acrobat DC有償版のユーザーは、ドキュメントの編集、整理、署名の収集などの強化された機能が利用できます。

スマートフォンでスキャンしてDocument Cloudにアップロードし、ノートパソコンで編集してからタブレットで作業の続きを行うことも可能です。

アプリのダウンロードはこちらから。

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Adobe Signにはスマホで電子印鑑が作れる新機能追加

Adobe Signの新たなモバイル機能を活用することで、どのデバイスからでも自動的にサインを行い、書類を送付することが可能です。Adobe Document Cloudアカウントでログインすると、作成したPDFをクラウドストレージに保存できます。

電子サインサービス「Adobe Sign」の新バージョンでは、スマートフォンを使って電子印鑑を作成するモバイル押印機能が搭載されます。

モバイル押印機能を選択すると、スマートフォンに押印用ページのURLがSMS経由で配信。押印用ページを開くとスマートフォンのカメラが起動し、白い紙に押印した印影を撮影してアップロードすると、自動で裏抜き処理が行われ、「Adobe Sign」上の稟議書などの書類に反映されます。

以前から署名用フィールドに電子印鑑を押印できましたが、日本のユーザーから要望の多かった署名と社判を押印するといった契約書書式にも対応しました。今後も日本のユーザーのニーズにきめ細かく対応して行く予定だということです。

印鑑用フィールドは自分の判子サイズに合わせて任意に調整でき、社判などの大型の判子にも対応しています。フィールドのサイズより判子が大きい場合はフィールドに合わせて印影が自動的に縮小されます。

mamesuke

福岡出身、関西で学ぶ大学生。学生メディアとして、大学新聞で活動中。ガジェット好き、旅行好き、カメラ好き。鉄道もちょっとかじってます。

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