SoftBank、2017夏モデルにHTCのフラッグシップ「HTC U11」を追加 新モバイルVR端末「LINK」も同時発売

SoftBankは5月25日、“ソフトバンク”の2017年夏商戦向けスマートフォンとして、HTCの「HTC U11」を、2017年6月下旬以降に発売すると発表しました。

また、HTC U 11につないで利用できるモバイルVR端末として世界で唯一VR空間を自由に動き回ることができるVRヘッドマウントディスプレイ「LINK」も、2017年7月下旬以降に発売します。

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「Squeeze:握る」操作の新たな体験 HTC U11

「HTC U 11」は、今年1月に発表された「HTC U」シリーズ(過去記事)の最新モデル。本体は前面と背面の両方にエッジを緩やかにカーブさせたガラスパネルを採用。バックパネルは光を受けて複雑な色合いを再現する「Liquid Surface Design」をコンセプトとする特殊コーティングを採用していて、高級感あるリキッドデザインとなっています。側面フレームを含めてシームレスな一体感あるデザインです。

大きな特徴のひとつが、追加された新UIの「Edge Sense」

本体側面に搭載された計8つの感圧式センサーを押し込む「Squeeze:握る」動作により、画面を見ずにさまざまな機能を起動して利用できます。Squeeze操作を通じてカメラを起動・撮影したり、「OK Google」と言わずに音声アシスタント機能を呼び出したりでき、短く握る・長く握るのそれぞれにユーザーが任意の機能やアプリを割り当てることも可能となっています。

日本語対応も間近に迫るGoogle AssistantとAmazon Alexaに両対応

AI型の音声アシスタントは、「Google Assistant」Amazon「Alexa」の両方に、スマホとして世界で初めて対応します。

特にAmazon Alexaでは、スタンバイ状態でも音声コマンドに対して素速く反応できる低消費電力の「Always On」を特徴とするほか、スマホから約1.5m離れていても音声コマンドが入力可能だといいます。音声アシスタントの呼び出しは常時ONでも電力消費が少なくなるように設計されており、音声によるロック解除にも対応します。

Google Assistantは先日、夏にも日本語に対応することが発表されており、スマートな音声アシスタント体験ができそうです。

また、HTC独自のAIアシスタントアプリ「HTC Sense Companion」も発表されており、機械学習エンジンで、使い込むほどにユーザーの行動パターンを蓄積しながら学習し、バッテリーのパワーマネージメントや健康管理、カレンダーに登録されたスケジュールなどが、外出先の天気予報を通知する機能などと連動するといいます。

DxO MARKでスマホ史上最高の90ポイントを獲得したカメラ搭載

HTCのスマホはカメラの美しさでも名を馳せますが、なんとU11はDxO MARKのモバイルスコアで、スマホ史上最高となる90ポイントを獲得。このスコアは、同社のHTC 10(参照:Xperia XZとHTC 10のカメラ比較記事)に加え、Google PixelSamsung Galaxy S8を越えるスコアです。DxO Mark史上、もっとも高い評価を受けたスマートフォン・カメラとなりました。

カメラは、1200万画素、F1.7のアウトカメラと、1600万画素、F2.0、広角150°のフロントカメラを搭載。

フロントカメラを大きく強化したのが特徴で、独自のカメラエンジン「HTC Ultra Pixel」との組み合わせにより、色鮮やかで暗部にも強い写真・動画撮影を可能にしています。またアウトカメラには光学手ブレ補正機能を搭載し、オートフォーカスやHDRが常時ONの状態でも撮影可能となりました。

またシャッターラグのないHDRの利点を生かすため、オートHDRブースト機能を導入しています。HDRブースト機能は、よりクリアな、よりバランスの取れた写真を撮影するため、一度に複数の写真を撮影し、速度を落とすことなく影とハイライトを計測し、テクスチャーと色を強調することでダイナミックな一枚を残せます。同様の技術を動画にも応用し、3次元ノイズリダクションによって、前後のフレーム情報を自動的に解析し、ノイズを除去することでよりクリアな動画撮影を可能にしました。

動画撮影時には、ズーム機能を使った場合に映っている被写体が発する音を局所的に集音する音声フォーカス機能も搭載し、5軸光学式手ブレ補正や、4K動画撮影が楽しめます。端末には4つのマイクが搭載されており、ハイレゾ録音にも対応。360度サウンドをキャプチャできる3Dオーディオ録音も楽しめます。

イヤホンジャック廃止もノイキャンハイレゾイヤホン「USonic」を同梱

グローバル版で同梱される、イヤホンの内側にマイクを搭載することで、反響音を解析してノイズキャンセリングを行うハイレゾイヤホン「HTC USonic」がソフトバンク版のパッケージにも同梱されます。

HTC U11ではイヤホンジャックが廃止され、音楽を聴く場合はType-C端子に装着して使う「HTC USonic」もしくは同梱のType-C to 3.5mmオーディオ端子アダプタを利用して一般的なイヤホンを接続して使います。なお、HTC USonicはHTC U11との組み合わせでしか動作しません。音のきこえ方をユーザーの耳の形に合わせて最適化する「Personalised Audio」の機能も、HTC 10に引き続き搭載。高出力の内蔵スピーカー「HTC BoomSound」ももちろん搭載しています。

Snapdragon 835を搭載して高いパフォーマンスが可能に

ディスプレイには約5.5インチのWQHD(2,560×1,440画素)液晶ディスプレイを採用。OSはAndroid 7.1.1です。

プロセッサはQualcommの最新ハイエンドプロセッサ、Snapdragon 835(オクタコア2.36~2.45GHz×4+1.9GHz×4)を採用し、高いパフォーマンスも可能にします。日本向けモデルはRAM(メモリ) 4GB、ROM(内蔵ストレージ) 64GBのモデルのみ展開。外部ストレージは最大256GBのmicroSDXCカードに対応します。

本体サイズは約 76 x 154 x 8.3mm (最厚部 9.49mm)で、重量は約170g。バッテリー容量は3000 mAhで、Quick Charge 3.0に対応しており、外部接続端子はUSB type-C 3.1です。

防水防塵性能はIP67で、生体認証として指紋センサーを搭載しています。またNFC、Bluetooth 4.2、Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac (2.4 & 5 GHz)に対応しています。

SIMカードスロットはnanoSIM対応で日本向けのモデルはシングルSIMとなります。

最大通信速度は下り350Mbps、上り37.5Mbpsで、クリアな音声通話を実現する「VoLTE(HD+)」にも対応します。

また日本向けに「おサイフケータイ」にも対応しました。

Softbank版では、ボディカラーは、アメイジングシルバー、ブリリアントブラック、アイスホワイトの3色から選べます。

VR空間を動き回れる世界唯一のモバイルVR端末「LINK」

HTCは5月25日、新たなVR端末「LINK」を発表しました。「LINK」はVR空間内で動き回れる性能(6DoF対応)をスマートフォンと接続して楽しめる、世界唯一のモバイルVR端末です。

対応スマートフォンは「HTC U11」のみ「HTC U11」と同様に通信キャリアを通じての販売(アクセサリとして別売)です。なおこちらの「LINK」はテストマーケティングという形で日本限定の展開です。

同社がPC向けに販売する「HTC VIVE」と同様に、ルームスケールのVR体験が楽しめますが、HTC VIVEは9万9800円と高価で、さらに動作させるにはハイスペックなPCが必要となっていました。今回発表された「LINK」はHTC U11との組み合わせで手軽に同様のVR体験ができるようにした製品となります。

「LINK」には、HTC VIVEと同じくヘッドセットにディスプレイが内蔵されていて、Samsung Gear VRなどのように本体内にスマホをセットする必要はありません。ベースステーションに2つのカメラを装備し、ヘッドセットとコントローラーから発せられる光をカメラで捕捉することで位置を特定するしくみ。

世界唯一のVR空間内に身体ごと没入できる(6DoF対応)VR体験は、「HTC U11の優れたパフォーマンスによって、スマホ端末に接続するだけで、お手軽に楽しめる」ように。高性能なCPUとVRレンズを搭載することで、VR視聴画面と体の動きを瞬時に同期することが可能となったため、VR画面とユーザーの視野との齟齬が削減されることで、視聴・体験が楽になり、長時間にわたってVRを楽しめるようになりました。

ヘッドセットの大きさは197.69×116.61×167.33mm、重さは554gで、3.6インチ、1080×1200ピクセル、リフレッシュレート90Hzの有機ELディスプレイを2つ装備しているほか、2800mAhのバッテリーを内蔵しています。HTC U11とはUSB Type-Cで接続する形で、3.5mmのオーディオジャックも装備しています。

製品パッケージには、ヘッドセット本体に加え、ベースステーション(ステレオカメラ)、コントローラー、ヘッドセット用LEDマーカー、コントローラー用ストラップ、単4アルカリ電池(4本)、イヤホンが同梱されます。

また、HTC VIVEなどで培った豊富なVRコンテンツのラインナップも、LINKに順次展開されるということです。

発売時期は2017年7月下旬以降で、価格は未定となっています。

発売に合わせ、「攻殻機動隊 ARISE」とのタイアップ企画も実施される予定です。(詳細はhttp://www.htc.com/jp/htc-u11-special/ ※5月25日21時より開設)

mamesuke

福岡出身、関西で学ぶ大学生。学生メディアとして、大学新聞で活動中。ガジェット好き、旅行好き、カメラ好き。鉄道もちょっとかじってます。

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