NTTドコモ2017夏 新サービス・新商品発表会まとめ 国内最速788Mbps通信や5G実証実験、新料金プランも発表

NTTドコモは5月24日、「2017夏 新サービス・新商品発表会」を開催しました。

2017年夏モデルの他、新サービスも発表されましたので、発表会の模様も交えてお伝えします。

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Premium 4Gは国内最速788Mbpsに

今回の発表会のテーマは「Challenge to Change」つまりは「変革への挑戦」。

冒頭に発表されたのが、Premium 4Gの通信速度が大幅な向上。新たに発表されたドコモスマートフォン3機種「Galaxy S8+」「Xperia XZ Premium」「AQUOS R」は国内最速の受信時最大788Mbpsを可能にしました。

従来技術の「キャリアアグリゲーション(CA)」による高速化、「256QAM」への変調多値化、「4×4MIMO」へのMIMO拡張に加え、「4×4MIMO」の伝送モードを効率化することで、国内最速スピードを実現しました。

2017年夏モデルは8機種ラインナップ

ドコモの2017年夏モデルは、スマートフォン7機種、タブレット1機種の全8機種となります。

夏モデルのラインナップは以下の通り。

  • Sony「Xperia XZs (SO-03J)」
  • Sony「Xperia XZ Premium (SO-04J)」
  • Samsung「Galaxy S8 (SC-02J)」
  • Samsung「Galaxy S8+ (SC-03J)」
  • Samsung「Galaxy Feel (SC-04J)」
  • SHARP「AQUOS R (SH-03J)」
  • 富士通「arrows Be (F-05J)」
  • Huawei 「dtab Compact (d-01J)」(タブレット)

まずはSonyのXperiaシリーズから「Xperia XZ Premium(SC-04J)」と「Xperia XZs (SO-03J)」。

Xperia XZ Premiumは、Snapdragon 835、64GBのROM、4GBのRAMを搭載し、世界初の4K HDR液晶受信時最大788Mbpsに対応した、夏モデルの中でも最高スペックのスマートフォン。国内キャリアではドコモだけの取扱となりました。

カメラに世界初のメモリー積層型CMOSセンサー「Motion Eyeカメラ」を採用し、動画の一部をスローモーションにできる960fpsのスーパースローモーション撮影が可能なほか、動きのある被写体を撮影すると、シャッターを押す前から被写体の動きを検知して自動的に撮影が始まり、シャッターを切る前の4枚のベストショットが自動抽出される「先読み撮影」などが可能。発売は6月中旬の予定です。

Xperia XZsは、国内キャリア3社すべての取扱が発表されているXperiaシリーズ最新モデル。Xperia XZで人気だった機能を進化して搭載させたほか、XZ Premiumにも搭載されたMotion Eyeカメラを採用しています。

《Xperia XZ Premium、Xperia XZsについての詳細はこちら》

続いてSamsung「Galaxy S8 (SC-02J)」と「Galaxy S8+ (SC-03J)」。

Samsungのフラグシップスマホ「Galaxy S」シリーズの第8世代となる次世代スマホで、限りなくベゼルを削った「Infinity Display」で大迫力の映像体験が可能。カメラも暗い所でも明るく素早く撮れるデュアルピクセルカメラを採用し、どんな瞬間も逃さず撮影できます。またS8+は国内最速PREMIUM 4G®最大速度788Mbpsに対応します。

《Galaxy S8/ S8+についての詳細はこちら》

そしてSHARPの「AQUOS R (SH-03J)」。

Snapdragon 8354GB RAM、64GB ROMを搭載するSHARPのフラッグシップスマートフォンAQUOS Rは、国内最速PREMIUM 4G®最大速度788Mbpsをサポートするほか、ディスプレイに高画質なHDR技術にも対応した約5.3インチ、ワイドクアッドHD(2560×1440ドット)のハイスピードIGZOディスプレイを搭載。2260万画素のCMOSセンサーを採用するメインカメラと、1630万画素CMOSセンサーのインカメラを採用し、従来の光学式手ブレ補正に加え、動きながらの撮影に強い電子式手ブレ補正を搭載し、ブレの少ない写真や動画を撮ることができます。

《AQUOS Rについての詳細はこちら》

またこれは夏モデルの新端末ではありませんが、同じSHARP製の「Disney Mobile on docomo(DM-01J)」には、すでに発売済みの同モデルに新色のホワイトが追加。端末の動きに応じて360度視点で見られるライブ壁紙「ディズニースプラッシュオブマジック ドナルド」が新たに追加されたほか、ケースにドナルドをイメージした3色ブルー系のスワロフスキー・クリスタルを82個装飾したデザインとなっていて、7月に発売予定です。

このほか、ミドルレンジの夏モデルスマートフォンとしてSamsungの「Galaxy Feel (SC-04J)」、富士通の「arrows Be (F-05J)」が発表されました。

ミドルレンジ2機種の詳細は《こちら》をご覧ください。

夏モデルラストはHuaweiのタブレット 「dtab Compact (d-01J)」です。

持ち運びやすい8.4インチの2Kディスプレイ(WQXGA、2560×1600ドット)を採用し、さらに「Microsoft Office」がプリインストールされているため、外出先で資料編集が可能。dtabとして初めて指紋認証を搭載しているためワンタッチで起動でき、またSIMカードを抜くことなく、遠隔で契約者情報を書き込む「eSIM」にも対応しました。

CPUにはHiSiliconのKirin 950を採用し、Huaweiの「MediaPad M3」のドコモ版といった仕様です。メインメモリ(RAM)は3GB、内蔵ストレージ(ROM)は16GB、外部ストレージはmicroSDXCカードで256GBまで対応します。

カメラはメインカメラ、フロントカメラともに800万画素、レンズの明るさもともにF2.0と、タブレットとしてはかなり明るめのレンズが採用されています。

LTE通信速度は受信側150Mbps、送信側50Mbpsで、5GHz帯にしっかり対応。またバッテリー容量は4980mAhで、本体サイズは縦長状態で124×216×7.3mm、重量は約325gです。

dtabといえば廉価版と行ったイメージですが、スペックから言っても廉価版タブレットとは言えない高性能なタブレットが登場しました。

新料金プラン「docomo with」は毎月1500円割引で長く使える

先日ドコモは新たに、データ量利用が少ない人向けの「シンプルプラン」を発表しましたが、それに合わせて2つの料金モデルを提案しました。

利用の少ない人には、「シンプルプラン」と「シェアパック5」の組み合わせで25歳以下の学生がいる3人家族なら従来プランに比べて7460円安くなります。

また利用の多い人向けには「シンプルプラン」と「ウルトラパック」の組み合わせ。同じく25歳以下の学生がいる3人家族なら、従来プランに比べて12860円安くなります。

そして今回新たに、同じ端末を長く使う人向けの新料金プラン「docomo with」を発表しました。

「docomo with」は、1つのスマートフォンを長く使うユーザーがお得になるプランで、対象端末を購入することで、月々の利用料金から毎月1500円を割引きます。

従来の月々サポートでも、端末購入補助で新しいスマートフォンを購入してから2年間は通信料金から一定額が割り引かれていましたが、新料金プラン「docomo with」では月々サポートがありません。その代わりに、端末購入から満2年が経過した3年目・4年目以降も、ずっと1500円の割引が継続します。つまり、1つの端末を長く使い続けるほどお得になるというわけです。

第1弾の対象端末は「arrows Be F-05J」(富士通)と「Galaxy Feel SC-04J」(Samsung)。XperiaやGalaxyのハイエンドモデルなどでは利用できません。

利用するには「カケホーダイプラン」(月額2700円)「カケホーダイライトプラン」(月額1700円)「シンプルプラン」(月額980円)のいずれかの基本プランと、「パケットパック」(月額3500円から)に契約する必要があります。

同プランは、arrows Be発売日の6月1日より申込受付を開始。また、2017年7月31日までに「docomo with」を契約したユーザーを対象に抽選でdポイントが最大77,777ポイント当たる、「docomo withスタートキャンペーン」も実施します。

音声認識で通話を切れる「スグ電」

昨年発表されたドコモの新サービス「スグ電」ですが、通話中に電話を切る合図の声(「じゃあね」「バイバイ」など)を認識し、自動で通話を切断できる機能を新たに提供すると発表しました。

スグ電は、電話がかかってきたときに耳に当てるだけで電話に出たり、通話中にスマホ画面を下にして平らなところに置くだけで通話を切ったりできる機能ですが、今回世界で初めて「音声認識で通話を終了」する機能が搭載されます。

通話を切る合図は「じゃあね」「バイバイ」「失礼します」のほか、26日に実施されるアップデートで「バイビー」「おやすみなさい」「おやすみ」「またね」「失礼いたします」のほか各地方の方言(「ほなね」「ほいじゃあの」「ならね」「んでね」など)にも対応するといいます。

手が濡れていたり、荷物を持っていたりしても、片手で耳に当てるだけで電話に出られて通話も終了できるというのは、意外にとても便利です。

スグ電は、「電話」アプリの「通話設定」→「スグ電設定」で設定でき、2016年5月以降に発売されたドコモ端末ならどの機種でも利用できます

同じように電話の機能で新たに「みえる留守電」が発表されました。

これは電波の届かないところにいたり、携帯電話の電源を切っていたりする場合などに伝言メッセージを預かる「留守番電話サービス」を進化させ、伝言メッセージを文字に変換してスマートフォン画面に表示できる新たな機能で、2017年6月下旬から提供されます。

「みえる留守電」は、「留守番電話サービス」の伝言メッセージをドコモ スマートフォンに自動でダウンロードし、好きな順番で再生できるアプリ「ドコモ留守電アプリ」に追加される新たな機能で、ダウンロードされた伝言メッセージの内容を文字で画面に表示します。これにより、伝言メッセージを音声で聞きたくても聞けない状況でも、メッセージの内容を目視で確認でき、留守番電話サービスを今まで以上に便利に使えるようになります。

「dマーケット」で新たに2サービス提供開始

「dTV」や「dマガジン」など16サービスを展開している「dマーケット」ですが、今回新たに2サービスの提供開始が発表されました。

1つめは「dエンジョイパス」

これは主に55歳以上の世代に向けて「心身ともに健康を保ち、より充実した時間を過ごしてもらう」ためのサービスで、月額500円(税抜)で、レジャー、スポーツ、グルメなど5万件以上あるサービスの優待が受けられるというもの。サービスの開始は2017年夏からです。

「レジャー」「温泉・美容」「生活」「宿泊」「グルメ」「スポーツ」「学ぶ」「健康」「介護」「プレゼント・その他」の生活全般に関わる10カテゴリーにおいて、5万件以上の幅広いサービスの優待プランが月額500円(税抜)の定額で利用でき、共通の趣味をもった仲間と情報交換をすることができるSNS「趣味人倶楽部」と連携し、ネット上のコミュニティや全国各地で開催するイベント等の企画を通じ、会員間のつながりや学びの場を提供します。

もう2つは「dジョブ」

「dジョブ」は、アルバイト・派遣社員・正社員の「求人情報」からクラウドソーシング・WEBアンケートなどの「スマホワーク」まで、幅広い仕事情報をスマートフォン・タブレットやPCから検索・応募できる“仕事探しの新たなプラットフォーム”です。

「求人情報」は、複数の求人サイトの仕事情報を集約掲載しているため、約60万件の求人情報の中から一括検索・応募することができます。また、dアカウントと連携することで、あらかじめプロフィールとして登録してある名前や住所等の情報を利用して、都度入力を省略した応募登録ができます。

また、「スマホワーク」では特別なスキルがなくてもできる手軽なアンケート回答をはじめ、ライティングやデータ入力等、いわゆる「クラウドソーシング」のような様々なネット完結型の仕事情報を集約掲載しています。時間や場所にとらわれずに、スキマ時間を有効活用して、dポイントや現金で報酬を受け取ることができます。

dポイント加盟店は25,900店舗に拡大

ドコモがポイントサービス「dポイント」の加盟店が、梅の花、チャイナ梅の花、花小梅、かにしげ、ローソンストア100、いちげん、魚や一丁、NTTル・パルク、cafe SOURCE、美々卯、一刻魁堂、ドラッグ新生堂、くすりのハッピーに拡大し、今後タイムスペース、anパーク、ITCパーク、パークフィールド、PLAZA、薬王堂がdポイント加盟店に加わる予定と発表されました。

さらに、ネットでのお買い物で「dポイント」が貯まる決済サービス「dケータイ払いプラス」の加盟店に、5月25日以降順次、STRIPE CLUB、ピザクック<公式>オンラインショップ、京都発インナーショップ白鳩、RADIPASSTOREが加わります。
今後、アーバンリサーチオンラインストア、Jリーグチケット、ウィラートラベル、髙島屋オンラインストア、BRANDELI、ジェットスター、柿安オンラインショップが加わる予定です。

ローソンストア100などでは関連キャンペーンも実施される予定です。

「dポイント」の加盟店はサービス開始時の11,100店舗から25,900店舗に拡大。今年度中にも3万店舗に拡大する計画です。

またamazon.co.jpの買い物でもドコモのケータイ料金と一緒に支払えるサービスも5月中に開始されると発表されました。

スカイツリーやお台場で5G実証実験を開始

先日発表された、5G(第5世代移動通信システム)の実証実験の開始ですが、改めて発表会で紹介されました。

ドコモ5G特設サイト

5Gを使ったサービスが体感できる「5Gトライアルサイト」のパートナーとして東武グループやフジテレビジョン、PanasonicやDENSOなどのパートナーを迎え、今後の新しいサービスコンテンツの創出につなげます。

5Gトライアルサイト第1弾として、東武鉄道グループと提携して東京スカイツリータウンでの実証実験を開始。

東京スカイツリーにおいて、世界で初めて5Gの試験電波を使った8Kライブ映像配信を実施し、天望デッキ(地上350m)からのライブ映像を再生することに成功。5月24日~28日には、東京ソラマチイーストヤード1Fに、東京スカイツリー天望デッキからの6つの4Kカメラを利用し180度ライブ映像配信を、リアルタイムで大型液晶ビジョン3面で観られるスペースを設けており、5Gの特性である「高速・大容量」通信を体感できる大迫力の映像を体験できます。

また今日から、4月21日より運行を開始した東武の新型特急車両「リバティ」の車内では、5Gの特長の一つである「多数端末接続」の一例として、「リバティ」運転席から事前に撮影した4K映像を8台のタブレットに同時に再生するデモを実施。さらに、2017年7月1日~8月31日での期間、「リバティ」で無料公衆無線LANサービス「TOBU FREE Wi-Fi」の通信環境下で、人気雑誌の最新号からバックナンバーまで700冊以上がタブレットやスマートフォンで読み放題となる「dマガジン® for Biz」サービスと、観光パンフレット等を受信することができる「ささっとパンフ®」サービスを提供する実証実験を実施します。

またフジテレビジョンと連携した実証実験も発表。

ジオラマ上にARでスポーツ選手を合成し投影された映像を楽しむことができる新体感コンテンツ「ジオスタ」の検証をお台場で行います。5月24日~26日まで東京ビッグサイトで開催される「Wireless Technology Park 2017(WTP2017)」内「5G Tokyo Bay Summit® 2017」において、5G利用環境を想定した本コンテンツを先行体験できます。

また、3Dスキャナで撮影した自身の映像を、スマートフォンを通してステージ上であたかも共演しているかのような映像として楽しむ事が出来る新体感コンテンツの検証も進め、今年8月にお台場で開催される「TOKYO IDOL FESTIVAL 2017」において、体験出来るようになる予定です。

またPanasonicとの連携も発表。パナソニックの高臨場・高精細な映像を、ドコモが構築する「5Gトライアルサイト」において、5Gの高速・大容量・低遅延といった特徴を活かして伝送する実験等を行うことを予定しています。

例えば、コンサート会場やスタジアムの様子を360度カメラで撮影した大容量エンターテインメント映像を、5Gで伝送することで、どこにいても、会場にいるかのように高臨場感を体験することができるようになります。こちらも5月24日~26日まで東京ビッグサイトで開催される「Wireless Technology Park 2017(WTP2017)」内「5G Tokyo Bay Summit® 2017」において、高精細360度VR映像を体感できます。

ドコモは2020年のサービス提供開始をめざして、第5世代移動通信システムである「5G」の研究開発に取り組んでいます。

増大する情報トラフィックに応えるネットワークシステムの大容量化を、低コスト・低消費電力で実現することを目標とし、10Gbpsを超えるような超高速通信やさらなる低遅延化、IoT/IoEの普及等に伴う多数の端末との接続への対応といった幅広い性能を考慮した研究開発を進めています。

 

mamesuke

福岡出身、関西で学ぶ大学生。学生メディアとして、大学新聞で活動中。ガジェット好き、旅行好き、カメラ好き。鉄道もちょっとかじってます。

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