HTC、新フラッグシップスマホ「HTC U 11」を発表 独特の「握る」操作とスマホ史上最高カメラ搭載で大満足の一台に

HTCは5月16日15時(日本時間)、台湾の本社にて発表会を開催し、同社のフラッグシップスマホ「HTC U 11」を発表しました。

発売時期は6月初旬で、日本での発売も予定しています。

HTC日本:HTC U 11製品ページ

「Squeeze:握る」操作の新たな体験

「HTC U 11」は、今年1月に発表された「HTC U」シリーズ(過去記事)の最新モデルで、開発時は「Ocean」と呼ばれていたモデルです。Uシリーズはこれまでに「HTC U Ultra」「HTC U Play」といったモデルが発表されてます。

本体は前面と背面の両方にエッジを緩やかにカーブさせたガラスパネルを採用。側面フレームを含めてシームレスな一体感あるデザインです。

バックパネルは光を受けて複雑な色合いを再現する「Liquid Surface Design」をコンセプトとする特殊コーティングを採用していて、高級感あるリキッドデザインとなっています。

大きな特徴のひとつが、追加された新UIの「Edge Sense」

本体側面に搭載された計8つの感圧式センサーを押し込む「Squeeze:握る」動作により、画面を見ずにさまざまな機能を起動して利用できます。

Squeeze操作を通じてカメラを起動・撮影したり、「OK Google」と言わずに音声アシスタント機能を呼び出したりでき、短く握る・長く握るのそれぞれにユーザーが任意の機能やアプリを割り当てることも可能となっています。

センサー感度も設定でき、グローブを着けていても使用できるとのことです。

Google Assistantに加えAmazon Alexaにも対応する世界初のスマホ

AI型の音声アシスタントは、「Google Assistant」Amazon「Alexa」の両方に、スマホとして世界で初めて対応します。(一部地域向けにBaidu DuerOSにも対応)

特にAlexaでは、スタンバイ状態でも音声コマンドに対して素速く反応できる低消費電力の「Always On」を特徴とするほか、スマホから約1.5m離れていても音声コマンドが入力可能だといいます。

音声アシスタントの呼び出しは常時ONでも電力消費が少なくなるように設計されており、音声によるロック解除にも対応します。

Google Assistantは先日、夏にも日本語に対応することが発表されており、スマートな音声アシスタント体験ができそうです。

また、HTC独自のAIアシスタントアプリ「HTC Sense Companion」を、7月以降のソフトウェアアップデートで追加すると発表。

機械学習エンジンで、使い込むほどにユーザーの行動パターンを蓄積しながら学習し、バッテリーのパワーマネージメントや健康管理、カレンダーに登録されたスケジュールなどが、外出先の天気予報を通知する機能などと連動するといいます。ユーザーの行動データを端末内のみで保持できるため、安全に利用できるとのことです。

DxO MARKでスマホ史上最高の90ポイントを獲得したカメラ搭載

HTCといえばカメラが美しいことでも知られていますが、今回もやってくれました。

DxO MARKのモバイルスコアで、スマホ史上最高となる90ポイントを獲得。

このスコアは、同社のHTC 10(参照:Xperia XZとHTC 10のカメラ比較記事)に加え、Google PixelSamsung Galaxy S8を越えるスコアです。DxO Mark史上、もっとも高い評価を受けたスマートフォン・カメラとなりました。(上記画像は記事執筆時点のDxO Markスコア)

カメラは、1200万画素、F1.7のアウトカメラと、1600万画素、F2.0、広角150°のフロントカメラを搭載。

フロントカメラを大きく強化したのが特徴で、独自のカメラエンジン「HTC Ultra Pixel」との組み合わせにより、色鮮やかで暗部にも強い写真・動画撮影を可能にしています。またアウトカメラには光学手ブレ補正機能を搭載し、オートフォーカスやHDRが常時ONの状態でも撮影可能となりました。

またシャッターラグのないHDRの利点を生かすため、オートHDRブースト機能を導入しています。HDRブースト機能は、よりクリアな、よりバランスの取れた写真を撮影するため、一度に複数の写真を撮影し、速度を落とすことなく影とハイライトを計測し、テクスチャーと色を強調することでダイナミックな一枚を残せます。同様の技術を動画にも応用し、3次元ノイズリダクションによって、前後のフレーム情報を自動的に解析し、ノイズを除去することでよりクリアな動画撮影を可能にしました。

動画撮影時には、ズーム機能を使った場合に映っている被写体が発する音を局所的に集音する音声フォーカス機能も搭載し、5軸光学式手ブレ補正や、4K動画撮影が楽しめます。端末には4つのマイクが搭載されており、ハイレゾ録音にも対応。360度サウンドをキャプチャできる3Dオーディオ録音も楽しめます。

イヤホンジャック廃止もノイキャンハイレゾイヤホン「USonic」を同梱

音響まわりでは、HTC 10と同様に端末上部・下部の2ウェイ構成のスピーカーを装備し、重低音から高音域までをカバーします。

さらに、イヤホンの内側にマイクを搭載することで、反響音を解析し、ノイズキャンセリングを行うハイレゾイヤホン「HTC USonic」がパッケージに同梱されます。

HTC U11ではイヤホンジャックが廃止され、音楽を聴く場合はType-C端子に装着して使う「HTC USonic」もしくは同梱のType-C to 3.5mmオーディオ端子アダプタを利用して一般的なイヤホンを接続して使います。なお、HTC USonicはHTC U11との組み合わせでしか動作しません。

音のきこえ方をユーザーの耳の形に合わせて最適化する「Personalised Audio」の機能も、HTC 10に引き続き搭載。高出力の内蔵スピーカー「HTC BoomSound」ももちろん搭載しています。

Snapdragon 835を搭載して高いパフォーマンスが可能に

HTC U 11の詳細スペックを見ていきましょう。

ディスプレイには約5.5インチのWQHD(2,560×1,440画素)液晶ディスプレイを採用。OSはAndroid 7.1.1です。

プロセッサはQualcommの最新ハイエンドプロセッサ、Snapdragon 835(オクタコア2.36~2.45GHz×4+1.9GHz×4)を採用し、高いパフォーマンスも可能にします。

グローバルではメモリとストレージの容量が異なる2モデルが発売。RAM(メモリ)4GB+ROM(ストレージ)64GBのモデルと、RAM 6GB+ROM 128GBのラインナップ構成ですが、日本ではRAM 4GB+ROM 64GBのモデルのみ展開されます。

外部ストレージはmicroSDXCカードに対応します。

本体サイズは約 76 x 154 x 8.3mm (最厚部 9.49mm)で、重量は約170g。

バッテリー容量は3000 mAhで、Quick Charge 3.0に対応しており、外部接続端子はUSB type-C 3.1です。

防水防塵性能はIP67で、生体認証として指紋センサーを搭載しています。

またNFC、Bluetooth 4.2、Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac (2.4 & 5 GHz)に対応しています。

SIMカードスロットはnanoSIM対応で、グローバルモデルはデュアルSIM対応、日本向けのモデルはシングルSIMとなります。

日本向けモデルの画像を見ると、Felicaマークがあるので「おサイフケータイ」に対応すると思われます。

カラーバリエーションは、グローバルではアイスホワイト、アメイジングシルバー、サファイアブルー、ブリリアントブラック、ソーラーレッドの5色のラインナップとなりが、どれも見る角度によって色の見え方が変化するリキッドデザインとなっています(前述)。

なお日本向けモデルではソーラーレッドを除く4色が投入される見込みです。またパッケージには純正のクリアケースが同梱されます。(上記画像は日本向けモデルのもの)

価格はオープンで、日本でも今夏発売です。

おわりに

というわけで発表会の様子も交えてHTC U 11の詳細をお伝えしました。

とにかくデザインが美しくて、DxO Mark史上最高スコアのカメラ、独自のSqueeze操作を速く試したい!

日本発売の公式アナウンスもあって、発売が楽しみですね!

mamesuke

福岡出身、関西で学ぶ大学生。学生メディアとして、大学新聞で活動中。ガジェット好き、旅行好き、カメラ好き。鉄道もちょっとかじってます。

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