Twitterライクな新SNS「マストドン」に登録してみた!ポストTwitterとして急速に流行中

つい数日前から「Mastodon」(マストドン)というWebサービスがネットユーザーの間で急速に注目を集めています。

ユーザーの間では「Twitter初期に近い雰囲気だ」という声もあり、海外のネットメディアも「Twitterのライバル出現」と報じています。

今回はそんなMastodonに登録してみましたので、サービスのあらましも交えてご紹介します。

https://mastodon.social/

ドイツの若者が立ち上げたSNS

Mastodonは、ドイツに住むEugen Rochkoさんがクラウドファンディングで作ったTwitterライクなSNS。

ちなみに、Mastodonというのは、約4000万年前から11000年前まで生息していたゾウやマンモスに似たゾウ目マムート科マムート属に属する、大型の哺乳類の総称(Wikipedia)ですが、検索すると分かる通り、同名の人気バンドがあって、実はこちらから名前を取ったものだそうです(Huffington Post)。

特徴は、Mastodonを構築するためのソフトがオープンソースで公開されており、誰でも独自のMastodonインスタンス(サーバ)を作ることができ、インスタンス同士は「連邦」としてゆるくつながることができる点です。既に数百という数ののインスタンスが立ち上がっています。

サイトでは「Mastodonは分散化したプラットフォームであり、コミュニケーションが単一の企業に独占されるリスクを避けられる」と説明されていて、Twitterの弱点をカバーするものになりそうです。

文字数は500文字でTwitterの3.67倍!

さて使い方です。

まずは160文字のプロフィールを作り、画像を登録。(登録については後述)

Twitterと同じく、画像入りでつぶやいたり、気に入ったアカウントをフォローしたりできます。

つぶやける文字数はTwitterの140文字に対して、Mastodonは500文字と3.67倍もあります。

日本語だと漢字かな交じりでアルファベットに比べて多くの内容を伝えられますが、ドイツの若者が開発した、というのもあって、やはり「もっと多くのことを書きたい!」という思いがあったのかもしれません。ちなみに、Mastodonでも2バイト文字が1文字としてしかカウントされないので、日本語ではなんと原稿用紙1枚以上のことがつぶやける計算です。

Mastodonでは、「つぶやく」(Tweet)ではなく「吠える」(Toot)ですが。笑

もちろん、ダイレクトメッセージを送ったり、トゥートを「ブースト」(Twitterで言うRT)して拡散することもできます。

投稿ごとに公開設定が選べる

Twitterでは、公開範囲の設定はアカウントごとに公開/非公開となりますが、Mastodonでは、投稿時に「Public」(公開)、「Unlisted」(非公開)、「Private」(フォロアーのみ閲覧)、「Direct」(ダイレクトメッセージ)を選ぶようになっています。

投稿内容を表示する前に「注意書き」を表示できる!?

Mastodonの特徴の一つに「CW」(コンテンツワーニング)があります。投稿時に「CW」というボタンを押すと、あらかじめ投稿内容を表示する前に「注意文」だけ表示されるようになるというものです。

例えば、「ネタバレ注意!」とか「飯テロ続く」などとCWして投稿すると、注意文だけ表示され「SHOW MORE」ボタンを押してはじめて「深夜に食うカレーが旨すぎる!」などと表示されるわけです。

僕が知る限りではSNSで他にやっているところを知らないので、とてもおもしろい機能です。

登録してみる

mstdn.jp

Mastodonを始めるにはまず、インスタンスを選ぶ必要があります。

500以上もあるインスタンスの中には日本人が集まっているものもいくつかあり、中でも@nullkalさんが私費で開設したというhttps://mstdn.jp/に多く集まっているみたいです。

インスタンスのトップページでユーザー名とメールアドレス、パスワードを設定し、メールで届いた確認用URLをクリックすると登録完了。ログイン可能になります。

が、インスタンスによってはメールサーバがパンクしていて、登録確認メールが届かないってことも起きてるみたいです。

ちなみに私もmstdn.jpで登録しようとしたところ確認メールが来るまでにかなりの時間がかかりました。

なのでとりあえずmastodon.hostで登録をしています。

【追記】

mstdn.jpがクラウドサーバーに移転して復活したのでmstdn.jpでも登録しました。私のアカウントはmamesuke@mstdn.jpです。

ちなみに15日朝の時点で、mstdn.jpのサイト名(タブでの表示)が「mdtdn.jp」になっちゃってました。笑

移転業は15日朝に完了し、サーバはようやく安定。データはユーザーIDやパスワードも含めてすべてリセットされたため、14日までに登録していたユーザーで、引き続き使いたい場合は、改めてID・パスワードを登録し直す必要があります。

15日現在、世界中のエンジニアが作った700近いインスタンスが運用されていて、その数は日々拡大。

複数のインスタンスに別々にユーザー登録でき、インスタンスが異なるユーザー同士でもフォローできます。日本人が多く集まるインスタンスもいくつかあります。日本企業の参入も始まって、ピクシブが14日夜、「pawoo.net」を立ち上げました。こちらは17日現在世界2位。

【追記:2017.4.16 21時】@nullkalさんが設立した日本向けのインスタンス「mstdn.jp」が登録ユーザー数で世界一になりました。

【追記:2017.4.17 21時】Pixivが設立したpawoo.netが世界一になりました。mstdn.jpが2位です。

日本向けのインスタンスの一部

ホーム画面はTweetDeck

ログイン後のユーザーインタフェースはTwitterのWebクライアントであるTweetDeckに近い感じ。

一番左のカラムには投稿ウィンドウがあり、500文字までのテキストや画像を「トゥート」(投稿)できます。左から2番目のカラムは、フォローした人の投稿が表示される「ホーム」3番目はフォローやブーストの通知が表示され、一番右には「ローカルタイムライン」(そのインスタンスに参加するユーザーの投稿)または「連邦タイムライン」(そのインスタンスと「連邦」を組んでいるインスタンスを含む投稿)などが表示できるようになっています。

Webブラウザ版だけでなくiPhone用クライアントアプリAmaroq for Mastodon)、Android版クライアントアプリTuskyもあり、スマホからの利用も可能です。(ダウンロードは各リンクより)

で、ちょっと苦労したのが「フォロー」の仕方。同じインスタンスの人とはlocalタイムラインなんかで探せるしアカウント名を入れるだけなんですが、違うインスタンスで登録している人はアカウント名を普通に検索しても表示されません(使い方が悪いのかもしれないけど)。

検索方法は、検索バーで [アカウント名@なし]@[インスタンスアドレス] で検索すると出てきます。

僕のアカウントなら mame_suke2@mastodon.host ですね。

まあ、メールアドレスのようなものだと思うと良いかもしれません。

おわりに

というわけでMastodonでした!

とりあえず登録までいってみました。使い込むのはまだまだこれからですが、「Local」(ローカル)と「Federated」(連邦)の2つのタイムラインの仕組みがどう受け入れられていくのか。Mastodonは、土地に根差して活動しやすくなっている、という感じですね。

果たしてMastodonはSNSの一時代を築けるのか、楽しみです。

mamesuke

福岡出身、関西で学ぶ大学生。学生メディアとして、大学新聞で活動中。ガジェット好き、旅行好き、カメラ好き。鉄道もちょっとかじってます。

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