Windows Vista、今日4月11日で延長サポートが終了 14万台規模が未だ国内で稼働か Office 2007も10月にサポート終了

Microsoftは4月11日以降、Windows Vistaユーザー向けのサポートを終了します。具体的には、新しいセキュリティ更新プログラム、セキュリティ以外の修正プログラム、無料または有料のサポートオプション、オンラインテクニカルコンテンツの更新が提供されなくなります。

一方、3月の時点で同OSを搭載した端末が国内で少なくとも14万台以上稼働していたことがわかっており、サポート終了後は脆弱性対策などが提供されないため、日本マイクロソフトでは最新のWindows 10環境への移行を呼びかけています。

Microsoftサポート:Windows Vistaのサポートが終了します

Vista搭載PCは依然14万台

Windows Vistaは2007年1月30日、全世界で一斉発売されました。

2012年4月にメインストリームサポートを終了した「Windows Vista Service Pack 2」の延長サポートが、ついに2017年4月11日(米国時間)に終了します。サポート終了後は脆弱性対策などが提供されないため、日本マイクロソフトでは最新のWindows 10環境への移行を呼びかけています。

トレンドマイクロの個人向けセキュリティ製品の日本国内のユーザーにおいて、Windows Vistaを利用しているPCは全体の2.77%。比率としては他のバージョンのOSに比べて小さいということですが、それでもまだ国内に14万台以上が残っている状況だといいます。

トレンドマイクロでは同社個人向けセキュリティ製品利用ユーザのうち、システム情報を送信することに同意している日本国内ユーザ数を対象に、2017年1月~4月の期間で調査を実施。その結果、4月4日時点で141,067台がインターネットに接続して利用されていることがわかりました。

セキュリティに危険性

サポート終了後は、Windows Vistaに新たに脆弱性が見つかってもセキュリティ更新プログラム(修正パッチ)は提供されなくなります。Windows VistaのPCを使い続けることはできますが、新たに発見された脆弱性も修正されずそのまま残ってしまうため、PCのセキュリティリスクが高い状態となり、脆弱性を狙った攻撃も予想されます。ソフトウェア開発会社やハードウェア製造元の製品も、Windows Vistaでは動作しないアプリやデバイスが増えていきます。

トレンドマイクロでは、今後「PCの乗っ取り」や「機密情報の漏えい」などの危険も考えられるため、OSを有償アップグレードするか、新しいPCへの買い替えを勧めています。

また既にInternet Explorer 9もサポートが終了しており、Windows Vistaを実行しているPCをインターネットに接続し、Internet Explorer 9を使ってウェブサーフィンをする場合、PCがセキュリティの脅威にさらされる可能性があるといいます。

Office 2007も10月にサポート終了

そして4月11日には同時にExchange Server 2007のサポートも終了。

さらに10月10日(日本時間)にはOffice 2007、Visio 2007、Project 2007、SharePoint Server 2007のサポートを終了するとしています。Windows Vistaと同様に、サポートが終了すると、ソフトウェアに必要な更新が受けられなくなります。

「Office 2007」についても、トレンドマイクロが同様に行った3月時点の調査で、Office 2007を利用しているPCは全体の9.96%。台数にして50万7603台が確認されているといい、早急な移行を呼び掛けています。

なお、Windows 7は2020年1月4日Windows 8/8.1は2023年1月10日に、Windows 10は2025年10月14日に延長サポートが終了する予定となっています。

mamesuke

福岡出身、関西で学ぶ大学生。学生メディアとして、大学新聞で活動中。ガジェット好き、旅行好き、カメラ好き。鉄道もちょっとかじってます。

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