Qualcomm、「プロセッサ」の呼び名を廃止。今後は「プラットフォーム」に統一へ Snapdragonも下位モデルにはブランド名適用せず

米Qualcomm Technologiesは日本時間3月17日、これまで同社がSnapdragonブランドのSoCに使ってきた「プロセッサ」という呼び方をやめ、新たに「プラットフォーム」に呼び換えると発表しました。

またQualcommは今後「Snapdragon」ブランドを上位のプロセッサのみに適用し、200シリーズのプロセッサを新しい「Qualcomm Mobile」ブランドに分類するとあわせて発表。ブランドの価値を区別することが目的だということです。

Qualcomm公式ブログ(英語)

 

「総合的な役割を持つチップ」を明確化

これまでQualcommはSoCに対して「プロセッサ」という言葉を使ってきていましたが、ハードウェアだけでなく、ソフトウェア、そしてVRやAR・充電技術などなどのサービスからなった技術の総合的なチップと言えるSnapdragonについて、その言葉では不十分として、次のように述べています。

But the word is an inadequate representation of what the technology actually is, and the solutions that tens of thousands of Qualcomm Technologies innovators have worked on.(プロセッサというワードは実際のテクノロジーを、そして、大勢のQualcommのイノベーターたちが取り組んできたソリューションを説明する表現として不適切だ)

今回のブランド名の改称により、同社チップの総合的な価値を示すだけでなく、スマートフォンやタブレットなどのモバイル端末、コネクテッドカー、モバイルPC、サーバ、IoT、ウェアラブル端末、ドローン、VRやARなどの分野に進出したことを示す効果があるとしています。Snapdragonは単なる1つの部品でも、1点のシリコンでも、大勢の人々がCPUと誤って解釈しているアイテムでもなく、ハードウェア、ソフトウェア、そしてサービスで構成されるテクノロジの集まりであり、『プロセッサ』の一言では伝えきれないため、今回の改称に至ったようです。

Snapdragon製品ページでは既に「Snapdragon 835 mobile platform」といった表記が使われていますが、メニューなど場所によっては「Mobile Processors」という表記のままですが、こちらは段階的に変わっていくと思います。

またこれに合わせて、上位のモバイルプラットフォームのみがSnapdragonブランドを維持し、200シリーズのプロセッサは新しいQualcomm Mobileブランドに分類されると発表しました。

現・Snapdragon 200シリーズのモバイルプラットフォームを新しいQualcomm Mobileブランドに移すことで、ハイエンドでプレミアムなモバイル体験をもたらすプラットフォームのSnapdragonと、エントリーレベルの大量販売型製品とを区別する効果が見込めるとし、顧客へのわかりやすさを追求したものだ、としています。

mamesuke

福岡出身、関西で学ぶ大学生。学生メディアとして、大学新聞で活動中。ガジェット好き、旅行好き、カメラ好き。鉄道もちょっとかじってます。

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