特許庁が「色だけ商標」を初認定!第一弾はセブンとMONOのトンボ消しゴムに

特許庁は3月1日、色彩だけで構成する新しいタイプの商標登録を初めて認めたと発表しました。

セブン-イレブン・ジャパンやトンボ鉛筆が商品や看板などに用いる色彩の組み合わせを第一弾として認定。

色彩だけの商標登録を認めることで、企業の知的財産を保護し、多様なブランド戦略を後押しする狙いがあります。

経済産業省発表

「MONO」と「セブン」のストライプが商標に

今回商標登録されたのは、トンボ鉛筆の「MONO消しゴム」などのケースに使われる「青・白・黒」と、セブンイレブンの看板や商品に使われる「白・オレンジ・緑・赤」の組み合わせです。2月28日付で登録を認め、出願した2社が登録料を納付した後に正式に商標登録されます。

セブン-イレブン・ジャパン プレスリリース

トンボ鉛筆 プレスリリース

初代MONO消しゴム

これまで文字や図形に加え音やホログラムなども商標として認められていましたが、色だけで商標登録されたのは、日本では初めてです。

特許庁は、企業のブランド戦略の多様化を支援するため、従来の文字や図形に加え、音商標、動き商標、色彩のみからなる商標などの新しいタイプの商標について、2015年4月1日から出願受付を開始しましていました。

これらの出願はすでに約1500件あり、「ファイトー イッパーツ」(大正製薬)という音声や、エステーのCMで使われているひよこの動きなどが認められています。色彩に関する出願は、そのうち3分の1を占める約500件にのぼっていますが、いずれも登録までこぎつけていませんでした。

特許庁はどちらの色も企業が30年以上使っているうえ、商品の市場シェアが高く、積極的な宣伝を続けている点などを重視。消費者の認知度も高いことが登録の決め手となりました。

新しいタイプの商標は、言語以外の多様なブランド発信手段として、企業のブランド戦略に大きな役割を果たすことが期待されます。今後特許庁は、引き続き、新しいタイプの商標出願についても適切な審査に努め、企業のブランド戦略構築を支援していくといしています。

mamesuke

福岡出身、関西で学ぶ大学生。学生メディアとして、大学新聞で活動中。ガジェット好き、旅行好き、カメラ好き。鉄道もちょっとかじってます。

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