日本初”公道をまたぐ”百貨店 大阪梅田に阪神&阪急の新百貨店誕生 34階建てヨドバシ梅田タワーも建設へ

ようやく時間ができたので、久しぶりの再開発ネタです!

阪急阪神ホールディングスは1月17日、阪神百貨店梅田本店と新阪急ビルの建て替えで、2棟の間を通る道路の上空部分の工事に着手したと発表しました。既存の公道をまたぐ形で新ビルを建てる計画で、上空部分も百貨店フロアになります。2011年に成立した改正都市再生特別措置法の規制緩和で認められた国内初の事例となるということです。

2022年春ごろの全面開業を目指し、阪神百貨店は大阪神ビルディング西側では営業を継続するということです。

詳しく見ていきましょう!

阪急阪神ホールディングスプレスリリース

阪急阪神HDの新百貨店

この計画は、道路を挟んで隣接する2つのビル(新阪急ビル、大阪神ビル)を取り壊し、新たに「梅田1丁目1番地計画ビル」(仮称)を建設するというものです。両ビルの敷地間の道路上空を活用し、一体化したひとつのビルとするということです。地下3階、地上38階建て(約190m)で、延床面積は約26万平方メートル。阪神阪急百貨店やオフィスなどが入居する予定です。

一連の工事は2014年10月の新阪急ビル解体工事を皮切りに順調に進み、昨年12月には新阪急ビル敷地にで計画建物の上棟式を行ったばかり。新ビルの大きな特徴といえる道路上空部分の工事に着手したことで、22年の竣工に向けて大きく前進しました。

新ビルの道路上空利用は、2011年の都市再生特別措置法の改正による規制緩和に基づくもので、法改正後、この特別措置を適用した工事着手は同計画が初めてです。

ビル内では百貨店ゾーンオフィスゾーンのほか、カンファレンスゾーンも整備。災害時には帰宅困難者の一時滞留スペースとしても活用するとしています。さらに、ビル周辺では、地下・地上・デッキレベルでの3層歩行者ネットワークを強化し、街の回遊性を高めていくとのことです。

現在も、下図水色のような歩行者デッキがありますが、新ビルにも新たにデッキが開通します。

今後、行政機関および関係先と協議を行い、2022年春ごろの全面開業を目指すとのこと。新百貨店の部分開業は2018年春ごろ、新百貨店の全面開業は2021年秋ごろを予定しています。阪神百貨店は大阪神ビルディング西側で営業を継続するということです。

34階建て「ヨドバシ梅田タワー」誕生へ

ヨドバシカメラは、商業施設やホテル、バスの発着スペースなどを備える複合型高層ビル「ヨドバシ梅田タワー」(仮称)を現在のヨドバシカメラ梅田店横に建設すると発表しました。2017年夏ごろに着工を予定し、2019年秋の完成を目指します。

新ビルはヨドバシカメラマルチメディア梅田に隣接する敷地(現在は駐車場)に建設し、約千室を備えたホテルや商業施設のほか、観光バスの発着用のスペースを設けます。新ビルと大型商業施設のグランフロント大阪やJR大阪駅をつなぐ歩行者デッキも整備されます。デッキは地図の緑色の部分です。

回遊デッキは2016年度中に先行工事へ着手しています。

おわりに

というわけで、梅田周辺の再開発を2つお送りしました!

2023年にはうめきた新駅含めうめきた2期地区の再開発も完了します(過去記事)から、大阪駅・梅田駅周辺の変わる様がとても楽しみです!

mamesuke

福岡出身、関西で学ぶ大学生。学生メディアとして、大学新聞で活動中。ガジェット好き、旅行好き、カメラ好き。鉄道もちょっとかじってます。

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