「うめきた」は大阪のセントラルパークになるのか 梅田北ヤード再開発の行方

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大阪最後の一等地再開発、「うめきた2期」。

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日本経済新聞によると、

大阪市や大阪府などは13日、JR大阪駅北側の貨物駅跡地を再開発する「うめきた2期地区」(17ヘクタール)でどのような新産業を育てるかを議論する会議を同市内で開き、健康産業の育成を柱にする結論をまとめた。「ライフデザイン」をキーワードに健康、生命などに関連する産業の集積を目指す。2期地区は2022年度に街びらきをする。整備する大規模公園をみどりの空間として新産業の創造に活用することを新たに示した。例えば、市民に同公園で運動してもらい、健康データを集めて利用した新製品、新サービスの開発などを想定している。

(2016年4月13日日本経済新聞夕刊1面抜粋)

ということです。

今回決定したことから見えてきた「うめきた2期」のキーワードは「ライフデザイン」であり、具体的には「健康」・「ものづくり」・「みどり」の調和が取れた空間を目指すということのようです。

うめきた1期地区は、2013年に開業した「グランフロント大阪」です。今や年間5000万人が訪れ、梅田の人の流れを変えました。

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橋本徹氏、肝いりの計画

さて、このうめきた2期の「(仮称)大阪セントラルパーク」を強力に推進していたのが、橋下徹・前大阪市長です。

koenこの「うめきた(大阪・梅田駅北側にある再開発地区)」も、いろいろとすったもんだあったんです。松井知事と組んで貨物(駅)のヤードのとこ、緑にしようって、お金をかき集めてますけどね。今までの大阪府、大阪市の行政のやり方だったら、あそこにビルをたくさん建てる予定だったんです。

しかし、僕と松井知事、大阪維新の会が、大阪府と大阪市のトップを占める、大阪府議会、市議会を占めるようになって、そして行政の体質を変えていった。そしたらそこに、広大な17ヘクタールもの緑を作ることも可能になったんです。

それはね皆さん、政治は今まで失望、落胆、その限りか与えてこなかったかもしれない。大阪は、100%の満足を皆さんに与えられているかわかりませんが、確実に変えていってます、変わってますよ。それは僕らの力じゃない。皆さんが動いてくれたからなんです。

あんなところに17ヘクタールもの緑を作るなんて、その時、誰が予想したのか。しかし、やるということを進めていって、皆さんから応援を受けて、僕が公約で掲げた。だから役所も、経済界も、みんなやらざるを得なくなった。こんな都心のど真ん中に17ヘクタールもの緑が出来るなんてのは、大阪ぐらいですよ。だけどその緑にしても無駄になるわけじゃない。周辺での開発が進むんです。スカイビルをはじめ、周辺部に土地を持っている人たちが集まって。中心は緑にして、周辺部をしっかり町づくりをしていこうと。公が持っている土地を開発するんじゃないんです。動いてますよ、大きな動きです。

(2012年12月の衆議院議員総選挙で、日本維新の会・村上政俊候補(現衆院議員)での応援演説より抜粋)

 

現在決まっているのは?

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現在決まっているのは、JR東海道線支線(貨物線)の地下化・及び「うめきた新駅」の設置、新たな道路建設予定と、4.5haの都市公園を設置することです。

4.5haの都市公園が誕生

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大阪セントラルパーク―。

まさに本家ニューヨークのこんな光景が思い浮かびます。

だが、残念ながらこのようにはならなさそうです。本家のニューヨークのセントラルパークの広さは341ヘクタール。それに対して今回の都市公園は4.5ヘクタールと遠く及ばないんです。東京の明治神宮の森でも73ヘクタール、大阪城公園で105ヘクタールだ。いくらなんでもセントラルパークというのはおこがましいかもしれないですね笑。

こう見るとセントラルパークは言い過ぎかもしれないが、大阪最後の一等地にこのような公園ができるのは素晴らしいですよね!

加えて、あくまでも4.5ヘクタールは都市公園としての計画で、このうめきた2期は17ヘクタール全体にわたって「みどり」がテーマとなっています。うめきた2期で提案された完成予想図はその通りに全体が「みどり」になっています。

提案された計画案

提出された40案の中で「総合的に優秀な提案」に選定された10案のうち一部をご紹介します。

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と、こんな感じです。

各社、特徴的な提案ですよね!

例えば大阪ガスのものは、セレッソ大阪と日本サッカー協会が誘致していた「梅田北ヤードスタジアム」構想のスタジアムがイメージ図の中に載っていますし、住友不動産は不動産会社らしく、レジデンシャルタワーが3本建っていますね。

JR線地下化と新駅設置

現在は、うめきた地区西端を南北に走るJR東海道線支線(約2,400m)を中央部に移設・地下化する事業で、新駅(仮称:北梅田駅)はうめきた2期の南東側・JR大阪駅側にできる予定です。これにより、現在支線を通て大阪駅を通らなかった特急「はるか」や「くろしお」が新駅に停車するので、関西国際空港へ行くのが格段に便利になります。こちらは2023年の春の開業を目指しています。

 

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ちなみに、このうめきた新駅に、「なにわ筋線」を通し、新大阪ーうめきたー難波をつなぎ、関西空港につなげる計画もあったのですが、そちらは数年前から全く進展がありません。実際あるととても便利な路線なんですが… なにわ筋線についてはまた別の記事にしようと思っていますのでお楽しみに!

【なにわ筋線についての最新記事】

おわりに

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最後にうめきた2期地区再開発の今後のスケジュール予定は今のところ以下の通りです。

今年度中には計画案が取りまとめられる見通しで、今後の開発が楽しみです!

こんな感じで、今後はガジェットニュースもお伝えしつつ、再開発や鉄道のニュースをお伝えするようにしたいと思っていますのでよろしくお願いします。

mamesuke

福岡出身、関西で学ぶ大学生。学生メディアとして、大学新聞で活動中。ガジェット好き、旅行好き、カメラ好き。鉄道もちょっとかじってます。

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