CanonがEOS M5を発表!白熱するミラーレス一眼を比較してみた

キヤノンは9月15日、ミラーレス一眼「EOS M5」を発表しました。

発売は11月下旬の予定で、ボディーのみの税抜直販価格は11万2500円です。

近年各社が力を入れるミラーレス一眼市場。ここにきてキャノンさんが最上位ミラーレスを発表しました。

というわけで今回は、各社のミラーレス一眼を比較して見たいと思います。

まずは「ミラーレス」の特徴をご紹介します。

「ミラーレス」はコンパクトかつ高機能

kl110903「一眼レフ」はフィルム時代から発展してきたもので、レンズから入ってきた光をカメラ内部のミラーで反射させ、ファインダー(接眼部)に導く方式をとっています。シャッターボタンを押すとこのミラーが跳ね上がり、シャッターが開いてセンサーやフィルムに光が届く仕組み。ファインダーをのぞくと肉眼に近いクリアな視界が得られるのです。

「ミラーレス一眼」はそのミラーと周辺の部品をなくし、レンズからの光をダイレクトにセンサーで受けて、液晶画面や電子ファインダーで見るスタイルになっています。いわばデジタル時代になってから可能になったスタイル。これによってカメラボディの小型軽量化もでき、液晶画面を見ながら(ライブビュー)露出のリアルタイムな確認もできるようになったのです。

最近は小型軽量でファッショナブルなものが多くなっています。コンパクトさがうけてビギナーに人気が高く、一眼レフと違って仕上がりのイメージを確認してから撮影できるのも特長。近年は様々な撮影モードを持つ上級機も登場し、難易度が高かった撮影もカンタンにできるようになってきました。普段使いから、スナップや風景撮影まで、カジュアルな気分で楽しめるのがミラーレス一眼です。

キャノンミラーレスの最上位Canon EOS M5

main11 キャノンのミラーレス一眼「EOS M」シリーズの最上位モデルに位置する製品で、EOS Mシリーズでは初めて「Dual Pixel CMOS AF」を搭載。1画素にフォトダイオード2つを搭載することで、位相差AFのみで高速な合焦が可能です。

センサーのスペック自体は従来機の「EOS M3」と同じで、APS-Cサイズの有効2420万画素。

AFは、奥行き方向に動く被写体の位置を予測し、フォーカスを合わせる機能を追加。また、最新の画像処理エンジン「DIGIC 7」を採用することで、追従性を強化しています。

連写速度はAF追従で秒間7コマ、固定で約9コマとなっており、従来機(EOS M10)の秒間4.6コマより高速になっています。

感度は常用でISO 25600までの設定が可能。画質処理では、小絞り時の回折ボケの補正や暗部の補正などが進化しているようです。

本体には電子式手ブレ補正機能を搭載しており、一部の手ブレ補正内蔵レンズと連動してブレを補正する「コンビネーションIS」が利用可能。

さらに、本機は3段階で調整可能な流し撮り機能も搭載されますが、対応レンズでは流し撮り撮影時の補正にも対応。背景だけをしっかり流した写真を撮影できるようです。

EVFを内蔵するのも特徴で、約236万画素の有機ELパネルを採用し、アイセンサーも装備します。背面液晶モニター(3.2型、162万画素)はタッチパネルとなっており、EVFとの組み合わせ動作もできます。

具体的にはタッチパッドのような役割を果たし、たとえばEVFを覗きながらフォーカス位置の変更をタッチ操作で行なえます。

背面モニターはチルト式。下方には180度回転するが、上側には回転しません。三脚を使った自撮りをするような方にはちょっと困るかもしれません。

ミラーレス一眼を比較してみる!

選ぶコツは?

見る一番は、まず「メーカー」です!

個人的な意見でもあるんですが、一眼レフは、各メーカーとも長い歴史がありますが、ミラーレスの技術は近年開発されたものなので、どれほどこの数年で進化したか、どこに進化の重点を置いたかでメーカの差が出ます。

次にレンズのラインナップ、画質やAF速度、そして見た目だと思います。

見た目としては、ファインダーがあるかないかというのも重要なポイントですね。

というわけで、メーカーごとにオススメ機種を見たいと思います。

SONY

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ソニーはミラーレス市場ではナンバーワン。私もα6000を使っています。

そしてカメラの肝であるセンサーのシェアは世界トップです。

ソニーのミラーレスは大きく分けて2種類あって、センサーサイズがAPS-Cサイズのα5100やα6000、α6300とフルサイズのα7シリーズがあります。

フルサイズは一眼レフでも上位機に搭載されるような最大のセンサーです。ミラーレス機でフルサイズのセンサーを搭載しているのはソニーのα7シリーズのみです!

αシリーズの特徴はなんといってもAF速度と動画性能の高さ。像面位相差AFを採用し高速なピント合わせが可能になっています。特にα6000はなんと11コマ/秒。こんな速度、実際キャノンやニコンの上位一眼レフでも搭載するカメラは少ないんです。

APS-Cサイズのα6300やα6000などはレンズマウントがEマウント、フルサイズのα7シリーズはFEマウントです。FEマウントはフルサイズ用レンズなので、APS-C機につけることはできますが、そのレンズの本領は発揮できません(倍率が変わるため)

ですので、Eマウントレンズは沢山出始めていますが、レンズ選びは注意が必要かもしれません。

αシリーズの詳細はこちら

OLYMPUS

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レンズも豊富で、ミラーレス一眼の歴史を引っ張ってきたメーカーです。

動画に弱いと言われてましたが、OM-D E-M5 MarkII が払拭しました。ボディ内手振れ補正を採用し、コントラストAFでも高速なオートフォーカスを実現しています。

OM-D E-M1、OM-D E-M5 MarkII はプロ機とも言える性能。E-M1にのみ像面位相差AFが採用されています。

オリンパスのミラーレス一眼には、初心者向けのPENシリーズ(女子に人気)とOM-Dシリーズ(EVF搭載)があります。

気軽におしゃれに写真を楽しみたいならPENシリーズ。もっと本格的にカメラを楽しみたいなら OM-Dシリーズといった感じです。

OLYMPUS OM-Dシリーズの詳細はこちら

OLYMPUS PENシリーズの詳細はこちら

Panasonic

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パナソニックのミラーレスカメラは、オリンパス同様マイクロフォーサーズ規格の撮像素子を採用しています。そのためオリンパスとパナソニックはお互いのレンズを併用できるメリットがあります。

パナソニックのミラーレスカメラは大きく分けて2種類あって、動画撮りに向いているタイプと、写真性能を高めたタイプがあります。

動画に特化したGHシリーズと、写真好きが絶賛するGXシリーズです。その下位機種には小さくてコスパに優れたGMシリーズなどがあります。

パナソニックもミラーレスの先頭を切ったメーカーですので、技術は確かです。

Panasonic LUMIX Gシリーズの詳細はこちら

Canon

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EOS Mシリーズの詳細はこちら

Nikon

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CXフォーマットと言われる1インチセンサーを採用しています。

一眼レフ市場ではキヤノンとニコンは2大メーカーと言われていますが、ミラーレス市場ではそうではないんですね。

ニコン1シリーズは小さなセンサーサイズを生かし、小型化、高速AF、連写性能が魅力。35mm判換算810mm相当のシステムを手持ちで撮影できるなど、小型化と望遠を生かしたシステムが人気ですが、正直言って素人が買う理由はないのが現状で、将来フルサイズセンサー搭載のミラーレス一眼を投入すると予想されています。

世界のNikonブランドでもミラーレス市場には通用しないのか…笑

今後最も注目すべき進化がありそうです。

Nikon 1 シリーズの詳細はこちら

おわりに

というわけでミラーレス一眼をメーカーごとに比較してきましたがいかがだったでしょうか。

個人的には現在ミラーレストップのSONYが一番かな、と思っていて、今回発表された EOS M5も機能的にはSONY αに劣るかな、といった印象です。フルサイズミラーレスがあるのもソニーだけですしね。

ともあれ、もうすぐ他メーカーからフルサイズ機が発表されると予想されていますし、これからますますその人気は高まって市場は白熱しそうですね。

「カメラには手を出してみたいけど一眼レフは大きいし高いし…」と、一眼レフにハードルがある方は、ミラーレスも検討してみてください!

mamesuke

福岡出身、関西で学ぶ大学生。学生メディアとして、大学新聞で活動中。ガジェット好き、旅行好き、カメラ好き。鉄道もちょっとかじってます。

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