ついにSnapdragonがPC向けWindows 10をサポート 製品は2017年に登場予定

 

Microsoftは12月8日、中国・深圳で行われているWindowsハードウェア開発者向けのイベント『WinHEC Shenzhen 2016』で、Windows 10のARM版を、2017年に投入すると発表しました。

MicrosoftはWindows 8世代に、『Windows RT』というARM版Windowsを投入していましたが、Windows RTはデスクトップアプリケーションを動作させることができないなどの制限のあった、機能制限版でした。

これに対して今回発表されたQualcommのSnapdragonプラットフォーム(ARM)版Windows 10では、現在PC用として提供されているWindows 10と同等の機能を持つ「フルバージョン」になります。MicrosoftはQualcommのSoCでこのARM版Windows 10をサポートし、来年の年末商戦に搭載製品を登場させる計画で、OEMメーカーなどに採用を働きかけているということです。

フル規格win10がARMに!

Microsoftの説明によれば、このSnapdragon版Windows 10は既存のIA版Windows 10 for PCと同等に動作。Universal Windows Platform(UWP)アプリとx86向けに記述されたWin32アプリを利用できます。会場では、Microsoft OfficeやWindows用ゲームのほか、Adobe Photoshopがエミュレーションで動作するデモが実施され、Youtubeにも動画が掲載されています。

ARM上で動作するWindows 10では、PhotoshopやillustratorなどAdobe CCの動作やPC向けOfficeアプリ、スペックを満たせばゲームも動作することになります。デモで使われた端末はSnapdragon 820と4GBのRAMという、2016年モデルのスマートフォンとして標準的なスペック。動画を見てみると、インターフェースやアプリの動作はとてもスムーズでした。

Microsoft は Qualcomm の次世代 SoC「Snapdragon 835」(過去記事)のリリースの際に、今回の新機能をリリースする計画です。

公式発表によれば、ARMベースのWindows 10搭載製品は2017年に登場。これまでフル機能のWindows 10搭載マシンといえばパワフルなプロセッサを搭載した大柄な製品が多かったのですが、新Surfaceや低迷しているWindows Phone、Tabletなど今後はありとあらゆるモバイルデバイスへ搭載の可能性が広がりそうです。

楽しみです!

mamesuke

福岡出身、関西で学ぶ大学生。学生メディアとして、大学新聞で活動中。ガジェット好き、旅行好き、カメラ好き。鉄道もちょっとかじってます。

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