写真をアニメ調に変換するアプリ「Everfilter」で新海誠氏への著作権侵害・セキュリティの懸念で運営元が謝罪

最近突然話題になった、写真をアニメ調に加工するスマートフォンアプリ「Everfilter」の運営元(日本ではTopBuzz Japan)が、著作権侵害があったとして、同アプリのFacebookページにお詫び文を掲載しました。


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このアプリは、「人工ニューラルネットと人工知能を駆使する」という謳い文句で、スマートフォンで撮影した写真をアニメ調に変換するアプリ。ドラマチックに写真を変換できることから、TwitterやInstagramなどで大きくクローズアップされました。画像を「#everfilter」のハッシュタグつきで『Twitter』でシェアできるため、使用する人が続出しました。

しかし、アプリの公開当初、インストールの際に電話番号・端末ID・通話状況特定の許可を要求するなど、スマートフォンの権限を必要以上に要求することからセキュリティ上の懸念がでました。さらには、Twitterで「『君の名は。』の新海誠氏の作品を使用しているのでは」とする指摘があり、著作権侵害に当たる可能性が取り沙汰されていました。その後、ユーザー有志で検証。新海作品や他の作品からの盗用が疑われる事態に発展。同アプリの『Google Play』『iTunes』では、スクリーンショットで「君の名は」と第されて明らかに新海作品を意識したタイトルも掲載し、『秒速5センチメートル』の背景を使用しています。

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運営元では、EverfilterのFacebookページで著作権侵害に関するお詫び文を掲載。それによると「中国国内の使用に関しては著作権者よりライセンスを受けていたものの誤って海外版にも使用してしまったことが発覚いたしました。ご指摘を受けた後、使用をすぐさま停止し、著作権元である新海誠様へのご連絡もさせていただきました」としており、今回の問題に引き続き対応していくということです。

なお、12月5日12時時点ではEverfilterは停止しておらず、利用できる状態にあります。

本当に新海誠氏が納得したのか、著作権侵害に当たらないのかは謎なのですが、画像をツイートした多くのTwitterユーザーは、「新海監督への著作権にあたるのかもしれないのか…」と画像を削除する人もいます。

この騒動はしばらく続きそうですね…。

mamesuke

福岡出身、関西で学ぶ大学生。学生メディアとして、大学新聞で活動中。ガジェット好き、旅行好き、カメラ好き。鉄道もちょっとかじってます。

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